
こんにちは。フードコーディネーターの上田みえです。今回は「ピリ辛さっぱり!冷しゃぶサラダ」をご紹介します。しっとり柔らかく茹でた豚ロース薄切り肉に、ピリッと辛いさっぱりドレッシングをかけていただきます。食欲のない時でもペロッと食べられる一品ですよ。それでは早速作っていきましょう!
ピリ辛さっぱり冷しゃぶサラダの材料(2人分)

具材
豚ロース肉薄切り | 300g | |
水菜 | 40g | |
長ネギ | 30g | |
大葉 | 4枚 |
ゆで湯
水 | 適量 | |
酒 | 適量 |
調味料
しょうゆ | 大さじ2 | |
お酢 | 大さじ1 | |
きび砂糖 | 小さじ1 | |
コチュジャン | 小さじ1 | |
ごま油 | 小さじ1/2 | |
白炒りごま | 小さじ1/2 | |
すりおろしにんにく | 小さじ1/4 |
付けあわせ
糸唐辛子 |
ピリ辛さっぱり冷しゃぶサラダの作り方

調味料を混ぜてから長ネギを入れる!
ドレッシングを作る際、先に調味料だけで混ぜることで、ムラがなく素早く混ぜ合わせることができます。調味料がしっかりと混ざってから、長ネギを加えて再度混ぜ合わせましょう。

鍋にお湯を沸かし、酒を入れて沸騰後に火を消し、豚ロース肉を1/2程度ずつ茹でます。豚ロース肉の全体の色が変わり火が通ったらザルにあげます。豚ロース肉は、折りたたまれていたら広げて茹でるようにしてくださいね。
ゆで湯は、水1リットルに対して酒大さじ2を目安に加えます。酒を加えることで、肉の臭みを消してくれる効果がありますよ。酒を加えた後は、一度沸騰させてアルコールを飛ばしてくださいね。

一度火を消してしっとり柔らかく!
豚ロース肉はぐつぐつ沸かしたお湯で茹でると急激に火が入り、固くなりやすいです。火が入り過ぎないためにも、沸かした後に一度火を止めてから茹でることでしっとりと柔らかく仕上がりますよ。また、お肉を一度にたくさん入れてしまうとお湯の温度が下がってしまうため、お肉の量によっては分けて茹でると安心です。
その場合は一度茹でて取り出したら再度沸騰させて火を消し、次のお肉を茹でるようにしましょう。今回は薄切り肉なので、火を消した状態でもすぐに火が通りますよ。

水にさらすと水っぽくなる
冷しゃぶを作る際、茹でた豚ロース肉を水にさらして冷やす方法もありますが、水っぽく仕上がってしまいます。ザルにあげてそのまま冷ますか冷蔵庫に少し入れて冷ます方が、水っぽさもなく旨みが残りおいしく仕上がりますよ。

お皿に工程1の水菜、工程6の豚ロース肉の順に盛り付け、工程4のドレッシングをかけます。工程3の大葉、糸唐辛子をのせて完成です。ポイントの茹で方で、しっとり柔らかく仕上がった豚ロース肉のさっぱりサラダですよ。
ピリ辛ドレッシングと豚しゃぶが、さっぱりした食べ応え!

茹でることでお肉の余分な脂が落ち、さっぱりと食べられる豚肉の冷しゃぶサラダ。今回は豚ロースの薄切り肉にピリ辛ドレッシングと大葉を添えて、食欲をそそりペロッと食べられる一品に仕上げました。簡単に作れて食べ応えもあるので、これ一品で満足なご飯のおかずになりますよ。辛いものが苦手な方も、コチュジャンの量を調整すればおいしく召し上がれます。ぜひ、作ってみてくださいね。
フードコーディネーター/料理研究家。料理講師、レシピ開発、レシピ動画制作、広告撮影などを経験し、現在は料理人ライターとしての執筆でも活動中。「特別な食材を使わない、簡単ほっこりおうちごはん」をテーマに料理の楽しさをお伝えします。