洋食歴20年の料理人hiroです。今回はおつまみに最適なものをご紹介。釜揚げしらすと青のりで磯の香りと塩っ気がクセになる玉子焼き…と聞いただけで、作りたい!と思える方、いらっしゃるのではないでしょうか。日本独自の海の幸、お酒を進ませること間違いなし!サクッと手早く作れます!早速作っていきましょう。
釜揚げしらすとネギ、青さのりのまんまるオムレツの材料(2人分)
具材
釜揚げシラス | 30g | |
卵Mサイズ | 4個 | |
長ネギ | 1/4本分 | |
青さのり | 大さじ1 |
調味料
米油 | 大さじ2 | |
塩 | 小さじ1/2 | |
和風顆粒出汁 | 小さじ1/2 | |
薄口醤油 | 小さじ1/3 | |
みりん | 大さじ1 |
釜揚げしらすとネギ、青さのりのまんまるオムレツの作り方(1分動画で早回し解説)
釜揚げしらすとネギ、青さのりのまんまるオムレツの作り方
さらに海の幸をプラス。青さのりと釜揚げしらすを加えます。
フォークなどを使って、しっかりと卵液を混ぜておきましょう。
2ネギをカットしよう
ネギは火入れはしますが、弱火でじっくりと焼くため、焼きムラを防ぎたいもの。斜めにスライスするのですが、極力薄めにスライスします。ネギを卵液の中に加えてしっかりと混ぜておきましょう。
卵液を加えたら弱火にしよう
アツアツの油の中に、卵液を一気に加え弱火にします。30秒ほど卵液を外から内へと素早くかき混ぜ、卵液と油を混ぜ合わせます。卵はフライパンの外側から固まってくるので外から内へ。耐熱性のゴムベラを使用するのがベストですが、なければ菜箸でもOK。30秒経ったら、円の周りをぐるりとゴムベラを入れてフライパンの側面と、くっついた卵液を少し離しキッカケを作っておきます。
かき混ぜ作業が終わったら、弱火のままフタをかぶせます。
火加減を少し強めて、裏面を焼こう
オムレツの裏面(お皿に盛る時はこれが表となります)を、フライパンを揺すって成形しながら焼いていきます。この時の火加減は、弱中火。2分間ほど焼き色を付けていきましょう。
おつまみならそのまま箸で食べるが一番ですね!
今回のまんまるオムレツは、まな板の上でカットするのも良しなんですが、おつまみならそのまま、まんまるの状態で箸でつまんでいくのが良いかも知れませんね。
釜揚げしらすと青さのりの塩っ気と磯の香りを纏った玉子焼きは、これまた格別!私個人としては、冷酒と合わせていただくのが好きです。私は料理人ですが、やはり卵料理は常々「難しい」と考えます。油と合わせる時のタイミングだとか、火加減、そして火入れ加減でどこがベストなのか等、思うことは様々ですが、その分作ることに飽きさせない料理でもあると言えます。
今回のおつまみレシピ、手軽にできますので、是非とも食のレパートリーに加えてみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。