こんにちは、料理研究家の原田佐知子です。レストランで食べるイメージが強い「真鯛のポワレ」ですが、実はとってもシンプルなお料理。ちょっとしたコツで皮はパリッと、身はふっくらと仕上がります。今回は春菊で作る彩り鮮やかなソースも一緒にご紹介しますよ。それでは早速作っていきましょう!
真鯛のポワレ 春菊のソースの材料(1人分)
主な材料
真鯛(切り身) | 1切れ | |
塩 | 小さじ1/4 | |
こしょう | 少々 | |
オリーブオイル | 大さじ2 |
春菊ソースの材料
春菊 | 30g | |
カシューナッツ | 10g | |
にんにく | 1/2かけ | |
粉チーズ | 15g | |
塩 | 小さじ1/4 | |
オリーブオイル | 80g |
付けあわせ
ベビーリーフ |
真鯛のポワレ 春菊のソースの作り方
オイルを掛けながら焼く事でふっくら仕上がります
4分オイルを掛けながら焼いた状態です。身の部分に火が通って白く色が変わっているのが分かりますね。少し大変ですが、4分間はスプーンでオイルをすくいながら頑張って下さい。4分間焼いているとつい真たいをひっくり返したり、持ち上げて焼き具合を確認したくなりますが、身を崩してしまう原因になります。オイルをかけ続ける事に集中しましょう。
春菊ソースは利点がいっぱい
春菊ソースは今回のレシピで作ると思ったより沢山出来上がります。(大さじ2~3杯くらい)残ったソースは冷凍保存すると便利です。生の春菊で作ったソースは「クセの少ないジェノベーゼソース」と言ったイメージ。酸化しずらいので綺麗なグリーンのまま楽しめます。パスタソース、焼いたお肉のソース、シーフードのソースなど幅広く楽しめますよ。
皮はパリッと身はふっくら、春菊ソースとの相性も楽しんで
綺麗に盛り付けられた真たいのポワレはまるでレストランの一皿のよう。工程を見て頂くと本当にシンプルで、お家でも作れそうだと思って頂けたのではないかと思います。合わせる春菊のソースも、思った以上にクセが少なく、粉チーズやカシューナッツが効いて優しい味わいです。加熱無しで攪拌するだけなので、是非試してみて下さいね。
2010年より横浜にて料理教室「スタジオルーチェ」主宰。企業や地方自治体向けのレシピ開発、企業の食材とのタイアップレッスンを多数開催中。Webメディアに毎月レシピ掲載中。レシピのコンセプトは「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」