大さじ調味で白いご飯に合うおかず料理研究家の川久景子です。今回はむきえびをたっぷり使った梅入りエビチーズ春巻きのつくり方をご紹介します。 包丁で叩きにしたむきえびにはんぺんと叩き梅を加えてチーズを包んでつくります。練り梅を加えることでむきえびの生臭さを消して味にアクセントを出してくれますよ。 それではさっそく作りましょう!
梅入りエビチーズ春巻きの材料()
具材
むきエビ冷凍 | 320g | |
大判白はんぺん | 1袋(110g) | |
プロセスチーズ | 5個(1個15g) | |
梅干し | 3個(1個16g) | |
春巻きの皮 | 10枚 | |
酒 | 大さじ1 | |
片栗粉 | 大さじ1 | |
サラダ油 | 適量 |
水溶き薄力粉
薄力粉 | 大さじ2 | |
水 | 大さじ2~3 |
たれ
酢 | 大さじ1 | |
しょうゆ | 大さじ1/2 |
梅入りエビチーズ春巻きの作り方
むきエビを包丁で刻みます。少し固形が残る程度まで包丁で刻み(みじん切り程度)、梅干しを入れたボウルに酒と一緒に入れ、軽く混ぜます。
酒を加えることで、むきエビの殺菌と生臭さを抑えます。
この時、具の真ん中にくぼみを細長くつくるのがコツです。
通常の春巻きを包む要領でたねを包むように手前から1回巻きます。
両端の皮を内側に折ります。
上端に用意しておいた水溶き薄力粉を塗り、くるっと巻きあげます。
最後に軽く綴じ目を抑えて皮をしっかり密着させます。
最大のコツハムきエビの食感を残すこと!
むきエビを包丁で刻んで細かくしますが、細かく刻みすぎると食べた時の食感の歯応えが少なくなってしまいます。固形が少し残る程度に刻むのがコツです。
また、背ワタも目立つ範囲で構わないので、刻む前につまようじで取り除くことがお忘れなく!背ワタを取り除くことで完成した時の断面がきれいになります。
いざ実食。エビのぷりぷり感と梅の酸味がおいしい!
温かいうちに切るとチーズが流れ出てきてしまうことがあるので、5分程度置いてから切り分けて食卓へ。 むきエビのぷりっとした食感とはんぺんの弾力に中にほどよく酸味が利いた練り梅、そしてチーズの濃厚さがよく合います。練り梅の酸っぱさは加熱したときに少し飛んでいるので、梅干しが苦手!という方も食べやすいやさしい酸味になっています。 基本的にそのまま食べてもおいしいですが、少し味にさっぱり感を出したい場合は酢じょうゆにつけて。
冷めてもおいしイカらお弁当のおかずにも、おつまみにもおすすめ!
少ない材料で簡単につくれる梅入りエビチーズ春巻きは加熱して熱い状態もおいしく、冷めても味が変わらないのでお弁当のおかずやおつまみにもおすすめです。
梅のやさしい酸味が食欲が落ちやすい暑い季節の食欲増進にも大活躍しますよ!
料理クリエイター。元広告デザイナーがWEBメディアや食関連企業の販促プロモーション、料理レシピ、撮影、動画編集までワンストップで行う。料理で人を、自分を、もっとワクワクさせる、新しい扉を開く未来を目指す。