料理クリエイターの川久景子です。今回ご紹介する料理はホクホク食感がおいしい、秋の味覚のひとつ「さつまいも」を使った彩りも美しい甘辛味のおかずレシピをご紹介します。加熱することで黄金色になるさつまいもは秋の食卓を彩るのにもってこいの食材です。 合わせる野菜には歯応えのあるもの、色の濃いものを組み合わせることでさらに見た目も豊かにしてくれ、実りの秋の食卓におすすめです。 では、さっそく作りましょう!
さつまいものデリ風甘辛おかずの材料(2人分)
具材
さつまいも | 1本(360g) | |
玉ねぎ | 1/2個(150g) | |
にんじん | 1本(170g) | |
ピーマン | 1個(28g) | |
黄パプリカ | 1個(36g) | |
カシューナッツ | 40g | |
赤とうがらし 乾燥 | 1本 | |
片栗粉 | 大さじ2 | |
サラダ油 | 適量 |
合わせ調味料
しょうゆ | 大さじ1 | |
酒 | 大さじ2 | |
みりん | 大さじ1 |
さつまいものデリ風甘辛おかずの作り方
耐熱ボウルに水(大さじ1・分量外)と一緒に入れ、600ワットで2分加熱し、完全に火を通します。加熱後は湯を捨て、乾燥しないように再びラップをカブせて使うときまで予熱を保ちます。にんじんはフライパンで加熱すると火が通りにくい大きさなので、電子レンジで事前に火を通してやわらかくしておきます。
さつまいもを切ったらポリ袋に片栗粉と一緒に入れ、袋の口を閉じたら振るい、まんべんなく粉をまぶします。さつまいもは切った後水に浸けずに粉をまぶします。
切ってしばらくおくと変色してきてしまいますが、すぐに粉をまぶして加熱するので、空気に触れる時間が少ないため、変色しにくくなります。
画像のように表面にこんがり焼き色がつき、火が通ったら一旦取り出して油をきっておきます。
カシューナッツは加熱すると割と早く色づいてくるので、うっすら色が付いてきたら取り出すタイミングの目安です。
いざ実食。さつまいものホクホク感が甘辛味にからんで美味しい!
何といっても、メイン食材のさつまいものホクホクとした食感が甘辛な味付けと絡んであと引くおいしさです。さつまいもを焼いた後、予熱で中までしっかり火が通り、その後は最後に調味しながら混ぜただけなので、余計な火の通りがなく、ほどよい食感を残したまま仕上げたので、さつまいもらしいおいしさが印象的です。 他の野菜類も加熱し過ぎていないのでシャキシャキとした食感が残りながらも甘みが残り、野菜本来の味と甘辛な味とが合わさり白ご飯が進みます。
さつまいもの黄金色が秋の食卓を彩ってくれます
秋の味覚のひとつ・さつまいもの美しい黄金色は食卓の中でも際立って美しく、そしてホクホクとした食感と甘さが他の野菜との相性を良くしてくれます。やわらかい食感の中でカシューナッツの歯応えがいいアクセントになり、一層おいしさを引き立ててくれます。
料理クリエイター。元広告デザイナーがWEBメディアや食関連企業の販促プロモーション、料理レシピ、撮影、動画編集までワンストップで行う。料理で人を、自分を、もっとワクワクさせる、新しい扉を開く未来を目指す。