料理クリエイターの川久景子です。今回ご紹介する料理は、はんぺん生地に刻んだむきえび、たけのこの歯応えがおいしいふんわり食感の天ぷらレシピです。カリカリ衣にやわらかでやさしい塩っけのある味があと引くおいしさです。ポイントは丁寧なえびの下処理です。ではさっそくつくりましょう。
むきエビとたけのこのふんわり天の材料(2人分)
具材
むきエビ冷凍 | 180g | |
たけのこ水煮の細切りタイプ | 120g | |
大判白はんぺん | 2枚(220g) | |
木綿豆腐 | 120g | |
玉ねぎ | 1/4個 | |
卵 | 1/2個 |
その他
塩 | ふたつまみ | |
片栗粉 | 大さじ2 | |
薄力粉 | 50g | |
冷水 | 100ml | |
サラダ油 | 適量 |
むきエビとたけのこのふんわり天の作り方
エビの背ワタは取り除こう
背ワタはエビの腸で生臭さもあり、調理後も黒く残り見た目も悪くなるので、取れる範囲で構わないので、取り除きます。むきエビに限らず、エビを調理する際にはひと手間になりますが、背ワタを取り除くようにしましょう。手間をかけた分、おいしさも見た目も段違いによくなります。
ボウルに刻んだ水煮たけのこ、玉ねぎ、そしてむきえき、白はんぺん、軽く水けをきった木綿豆腐、塩、片栗粉を混ぜ合わせて練り混ぜます。白はんぺんはちぎって加える時、混ぜる時に滑らかになるように細かくちぎるのがポイントです。 練り混ぜる時にできるだけ滑らかな生地にしたいので、白はんぺんの固形ができるだけ早くペースト状になるようにするためです。混ぜる時も、手でギュッギュッと練りながら混ぜます。
油の温度は中温で!
今回用意した生地は、とても火の通りが早いので、中温に油を加熱し、短時間で揚げ焼きにします。中温の温度目安は油の温度が170〜180℃の状態のことをいい、中まで火を通しながら外側を色よく仕上げるときに用います。
油を中火で4〜5分熱し、乾いた菜箸を入れてみたとき、また素材を油に入れているときに、細かい泡がシュワシュワッと上がってくる程度を目安に判断します。
エビのプリッとした食感と、ほのかな塩味がおいしい!
外はカリカリ中ははんぺんと木綿豆腐の効果でしっとり軽く、ほのかな塩っけが意外に食べやすい味にしてくれています。刻んだ水煮たけのこの歯応え、玉ねぎの甘さがむきエビと絡んでこの組み合わせは相性がとてもよいと感じますよ。
また、生地に含まれるはんぺんがとても軽い食感なので、ペロリと食べれます。塩っけがある分、たれなど基本的に必要ないですが、もの足りないようであればポン酢しょうゆにつけて食べます。
汁っけもなく、時間が経っても味も食感も変わらないのでお弁当のおかずや、おつまみにもおすすめ。
料理クリエイター。元広告デザイナーがWEBメディアや食関連企業の販促プロモーション、料理レシピ、撮影、動画編集までワンストップで行う。料理で人を、自分を、もっとワクワクさせる、新しい扉を開く未来を目指す。