洋食歴20年の料理人hiroです。私の専門である洋食をおひとつ。ポークチャップのレシピを紹介します。ポークチョップは聞いたことあるかもしれませんが、一文字違いの別物です。ケチャップをベースとしたアメリカ発祥の料理で、食べた感じはトマトクリームを思わせる美味しさですよ。早速作っていきましょう。
豚こま切れ肉とキノコのポークチャップの材料(2人分)
具材
豚こま切れ肉 | 220g | |
玉ねぎ | 1/2個 | |
ニンニク | 1片 | |
カットぶなしめじホクト | 1パック | |
エリンギ | 大1本 |
調味料
米油 | 大さじ1.5 | |
塩 | 少々 | |
黒胡椒 | 少々 | |
トマトケチャップ | 50g | |
ウスターソース | 大さじ1 | |
赤ワイン | 大さじ2 | |
水 | 150cc | |
無塩バター | 10g |
付けあわせ
ボイル青梗菜 |
豚こま切れ肉とキノコのポークチャップの作り方(1分動画で早回し解説)
豚こま切れ肉とキノコのポークチャップの作り方
ニンニクは細かくみじん切りに。
エリンギは横に半分にした後、さらに縦に半分に割り、座りをよくした状態で斜めにスライスします。今回の切り出しは以上です。
豚こま切れ肉を広げて、軽く塩と黒胡椒をして下味をつけます。
ケチャップを「炒め」よう
キノコがしんなりとしたところで、今回のポークチャップの名前にもあるケチャップを加えます。その際に、具材に馴染ませるようにケチャップを炒めます。ケチャップを炒めるのは洋食でよくやることなんですが、程よく水分が飛んで味が凝縮され、強い酸味を和らげることができます。火加減はそのままで1分ほどで良いのでケチャップを炒めることを意識してみましょう。
最後にバターで仕上げよう
3分ほど煮込むと水分が1/3ほどになります。最後に火を止めて、無塩バターを加えて溶かし、全体に行き渡らせます。このバターがコクを出し、まるでトマトクリームソースのような上品ソースに仕上げてくれます。
バターが溶けたら完成となります。お皿に盛り付けましょう!
大人にもお子様にも喜ばれる味です!
先述しましたが、まるでトマトクリームのような味は、万人ウケするソースと言っても過言ではありません。大人にも子供にも喜ばれる味ですね。厚めの豚ロース肉で調理するとそれだけ時間を要しますが、豚こま切れ肉だと短時間でポークチャップが出来上がります。ケチャップを炒めるという作業は、例えばハンバーグのソース作りする時にやっていました。ひとつテクニックを覚えると、他でも試したくなるのは料理人の性ですね。美味しさのコツは色々なところに見え隠れしているものです。今回のポークチャップ、機会があれば厚切りの豚ロース肉でもトライしてみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。