フードコーディネーターの内田有紀です。今回は冷めてもおいしい基本の唐揚げのご紹介です。みんな大好きな鶏の唐揚げ。今回のポイントを押さえて揚げたてはもちろん、冷めてもおいしい唐揚げを作りましょう。揚げたてはサクサクでとってもおいしいですよ。ぜひお試しください。
基本の唐揚げの材料(4人分)
主な材料
鶏もも肉 | 2枚 | |
生姜 | 5g | |
にんにく | 1片 | |
卵 | 1個 | |
小麦粉 | 大さじ4 | |
片栗粉 | 大さじ6~ | |
揚げ油 |
調味料A
酒 | 大さじ2 | |
しょうゆ | 大さじ2 | |
みりん | 大さじ2 | |
塩 | 少々 |
基本の唐揚げの作り方
今回のレシピのポイント
サクサクジューシー、冷めてもおいしい基本の唐揚げをおいしく仕上げるポイントは3つです。下味をしっかりつけることと、小麦粉と片栗粉は別々のタイミングでつけること、揚げ始めは触らないことです。ちょっとのひと手間でおいしく仕上がりますよ。
1時間~半日下味はしっかりつける
下味をしっかりつけることで、そのまま食べてもおいしい唐揚げに仕上がります。お肉に下味をしみこませるには、1時間以上おいて作るのがおすすめです。
小麦粉は中に揉みこみ、片栗粉は表面にたたきつける
小麦粉と片栗粉と、2種類の粉を使っていきますが、小麦粉は先に全体に混ぜ込みます。片栗粉は後から表面にたたきつけます。
片方のみでもつくれますが、小麦粉を中に揉みこむことで、味的にとてもおいしくなりますし、お肉がバラけにくくなります。片栗粉は表面にたたきつけることで、サクサクな唐揚げに仕上がります。ちょっとしたひと手間ですが、この工程で冷めてもおいしい唐揚げに仕上がるので、ぜひお試しください。
揚げ始めは触らない
入れ始めは触らず、そっとしておきましょう。しばらく揚げてからくるくる上下返しながら揚げていきます。初めに触りすぎると衣が取れてしまいますので、しばらく揚げて色が変わったころに箸で上下返しながら上げていきます。
続けて揚げる場合は、揚げかすを取りながら揚げよう
鍋の大きさによって一度に揚げるのが難しい場合は、数回に分けて揚げましょう。カスが残っていると唐揚げの表面について汚くなってしまいますし、油の酸化も早くなるので、こまめに取ります。
サクサクジューシー、冷めてもおいしい基本の唐揚げの完成
いつもの工程にちょっとひと手間を意識した、基本の唐揚げの完成です。下味をしっかりつけることと、小麦粉と片栗粉は別々のタイミングでつけること、揚げ始めは触らないこと、少し丁寧に作ると、ぐんとおいしく仕上がりますよ。
冷めてもおいしいので、お弁当にもぴったりです。ぜひ普段のご飯作りにお試しください。
フードコーディネーター、調理師として活動中。企業お料理教室のレシピ開発、カフェ等でのメニュー開発、保育園給食調理の実績あり。幼児食インストラクターを活かし、親子で楽しめるレシピを目指しています。