フードコーディネーターの内田有紀です。今回はお家でお店の味を、チキンソテーのピメントソースのご紹介です。パプリカで作ったコクのあるソースが、ジューシーなチキンソテーと良く合います。パプリカの苦味もないのでお子様でも食べやすい一品です。ぜひお試しください。
チキンソテー・ピメントソースの材料(4人分)
主な材料
鶏もも肉 | 2枚 |
調味料A
塩 | 小さじ1/2~ | |
ブラックペッパー | 少々 |
その他材料
にんにく | 1片 | |
オリーブオイル | 大さじ3 | |
玉ねぎ | 1/2個 | |
赤パプリカ | 1個 | |
牛乳 | 大さじ2 | |
塩 | 小さじ1/2~ |
チキンソテー・ピメントソースの作り方
皮面を下して、もも肉の繊維を絶つように、5㎜程切り込みを入れましょう。お肉が縮むのを防いでくれます。また、繊維を断ち切ることで柔らかく仕上がります。火が通るのも早くなりますよ。3㎝間隔くらいで切り込みを入れましょう。
切り込みを入れるのが苦手な方は、フォークで穴をあけるのも良いですよ。
玉ねぎは皮を剥いて、繊維を絶つように薄切りにしていきます。繊維を絶つことで、辛みが飛んで柔らかく仕上がりますよ。玉ねぎはソースに深みを与えてくれるので、ぜひ入れましょう。
そんな時は、鍋の蓋などで押さえつけながら焼くと良いですよ。さらにこの上に重しを置けば、トングなどで押し付けながら焼くより、まんべんなく、きれいに焼けます。重しをすることで肉が圧縮されて、食べ応えもアップしますよ。
お肉の周りの部分が白っぽくなって、皮面が全体的にきつね色に色づいたらひっくり返して焼きましょう。鶏もも肉はなかなか火が通るのが大変なので、周りが白っぽくなったのを目安にひっくり返すと、失敗が少なく仕上がりますよ。
下味や油など何もせずに、魚約グリルで真っ黒になるまで焼いていきましょう。心配になるくらい真っ黒に焦げたパプリカを、5分ほどおいたら、焦げてる部分をはがしていきます。
パプリカの皮とへたなどを取り除きましょう。
しっかり焦がす&密閉容器で蒸らすと簡単に剥ける!
蓋をできる密閉容器に入れ、しっかりと蓋をしめます。この状態で5分ほど待ちましょう。皮がつるっとむけて、じっくり焼けた甘いパプリカが出来上がりますよ。
焦げている部分は皮なので、密閉容器で蒸らしたことによって、自然につるっとむけます。焼きが足りないと、つるっとむけずに残ってしまうので、まんべんなく真っ黒になるようにしましょう。焦げが残ると、苦くなってしまうので、残らないように注意しましょう。
カットした鶏もも肉にソースをかけ完成
器に一口大にカットした鶏もも肉を並べます。たっぷりとソースをかけたら完成です。まるでお店で出てくるよう豪華な一品です。ソースが主役といってよいほど、滑らかでおいしいソースです。今回は鶏肉で作りましたが、お魚のソテーや豚肉なども良く合いますよ。
お野菜嫌いな子でも。お野菜で作ったソースだよ~というと、刺激になるかもしれませんね。パプリカを焼く際にちょっとひと手間かけるだけで、甘くて滑らかに仕上がります。
ぜひご家庭でお店の味をお試しください。
フードコーディネーター、調理師として活動中。企業お料理教室のレシピ開発、カフェ等でのメニュー開発、保育園給食調理の実績あり。幼児食インストラクターを活かし、親子で楽しめるレシピを目指しています。