新着記事
  • 栄養
  • カロリー
  • ヤギチーズ

ヤギチーズのカロリー・栄養を徹底解説!糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

カロリー調査隊

このページでは、乳のヤギチーズを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。

ヤギチーズのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!

まずはヤギチーズの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー280Kcal高い
炭水化物2.7g
└糖質5.9g低い
└食物繊維(0)g無し
たんぱく質20.6g多い
脂質21.7g多い
食塩相当量1.2mg普通

データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、乳分類に所属する正式名称「<牛乳及び乳製品> (チーズ類) ナチュラルチーズ やぎ」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、ヤギチーズがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!

ヤギチーズはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介

ヤギチーズとは?どんな食材?


ヤギチーズとは、乳から作られるチーズの一種です。ヤギの乳を原料として使用し、独特の風味とコクが特徴です。その特徴的な味わいから、チーズ好きな人々に愛されています。

ヤギチーズの特徴


ヤギチーズは、他のチーズと比べて風味が強く、ややクセがあります。ヤギの乳特有の香りや味わいが感じられるため、個性的な食材と言えます。また、ヤギチーズは通常、柔らかめのテクスチャーを持ち、口の中でとろけるような食感が楽しめます。

ヤギチーズの使い方


ヤギチーズは、その風味の強さから、一般的には生で食べることが多いです。シンプルにパンやクラッカーと一緒に食べるのが一般的ですが、サラダやピザ、パスタなどにも使用することができます。ヤギチーズの風味が料理全体を引き立て、独特の味わいを楽しむことができます。
Character Image

ざっくり説明するとこんな感じです!次はヤギチーズがダイエットにどう役立つか説明します!

ヤギチーズはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!

1. 高タンパク質であること


ヤギチーズは、可食部100gあたり20.6gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は、体の成長や修復に必要な栄養素であり、筋肉や骨の健康をサポートします。ヤギチーズの高タンパク質は、健康的な食事において必要な栄養素を補給するのに役立ちます。

2. 低糖質であること


ヤギチーズは、可食部100gあたり5.9gの糖質を含んでいます。糖質はエネルギー源となりますが、摂りすぎると血糖値の上昇を引き起こす可能性があります。ヤギチーズの低糖質は、糖質制限をしている方や糖尿病予防のために糖質摂取を控えたい方にとって役立つ食材と言えます。

3. 脂質が多いこと


ヤギチーズは、可食部100gあたり21.7gの脂質を含んでいます。脂質はエネルギー源となるだけでなく、ビタミンの吸収を助ける役割もあります。また、脂質は食事の満足感を高めるため、適量摂取することで食欲のコントロールにも役立ちます。ただし、脂質は摂りすぎるとカロリー過多になるため、適量を守ることが重要です。

以上のように、ヤギチーズは高タンパク質であり、低糖質であると同時に脂質も含んでいます。これらの特徴から、ヤギチーズは健康的な食事において栄養バランスを考えた食材として役立つと言えます。ただし、カロリーが高いため、摂取量には注意が必要です。

おすすめヤギチーズのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!

ヤギチーズに含まれる無機質の栄養を解説!

ヤギチーズの特徴



ヤギチーズは、無機質栄養データを見ると、いくつかの特徴があります。

1. ナトリウムが多い


ヤギチーズは、ナトリウムが多い食材です。可食部100gあたりには480 mgのナトリウムが含まれています。ナトリウムは、体内の水分バランスを調整するために必要な栄養素ですが、摂りすぎると高血圧や水分負荷が増える可能性があります。

2. カルシウムが多い


ヤギチーズは、カルシウムが多く含まれています。可食部100gあたりには130 mgのカルシウムが含まれています。カルシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素であり、健康な骨を維持するために重要です。

3. リンが多い


ヤギチーズには、リンも多く含まれています。可食部100gあたりには270 mgのリンが含まれています。リンは、エネルギー代謝やDNA合成に関与する栄養素であり、体内の細胞機能を維持するために必要です。

ヤギチーズに含まれるビタミンを解説!

ヤギチーズに含まれるビタミンの特徴



ヤギチーズに含まれるビタミンの特徴を以下の3つに絞って論じます。

ビタミンAの特徴


ヤギチーズに含まれるビタミンAは、レチノール活性当量で290 μg含まれており、非常に多いです。レチノールは視力の維持や免疫機能の向上に役立つことが知られています。そのため、ヤギチーズはビタミンAの摂取源として適していると言えます。

ビタミンDの特徴


ヤギチーズに含まれるビタミンDは、0.3 μg含まれており、多いです。ビタミンDはカルシウムの吸収を助けるため、骨の健康維持に重要な役割を果たします。ヤギチーズの摂取によって、ビタミンDの必要量を補うことができます。

ビタミンKの特徴


ヤギチーズに含まれるビタミンKは、10 μg含まれており、多いです。ビタミンKは血液の凝固を助ける働きがあり、骨の健康にも関与しています。ヤギチーズはビタミンKの摂取に適した食品であり、健康な体を維持するためには必要不可欠です。

以上のように、ヤギチーズにはビタミンA、ビタミンD、ビタミンKが豊富に含まれています。これらのビタミンはそれぞれの健康に重要な役割を果たすため、バランスの取れた食事には欠かせません。ヤギチーズを食べることで、これらのビタミンを効果的に摂取することができます。
Character Image

最後に、ヤギチーズの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。

「ヤギチーズ」の主な栄養情報(可食部100gあたり)

カロリー280Kcal高い
炭水化物2.7g
└糖質5.9g低い
└食物繊維(0)g無し
たんぱく質20.6g多い
脂質21.7g多い

「ヤギチーズ」のその他栄養情報

廃棄率0%特になし
水分52.9g普通
有機酸0.5g多い
灰分2.2g多い
コレステロール88mg多い
食塩相当量1.2mg普通
アルコール-g無し

「ヤギチーズ」のビタミン・無機質等

ナトリウム480mg多い
カリウム260mg普通
カルシウム130mg多い
マグネシウム20mg普通
リン270mg多い
0.1mg低い
亜鉛0.5mg普通
0.07mg普通
マンガン0.03mg普通
ヨウ素-μg無し
セレン-μg無し
クロム-μg無し
モリブデン-μg無し
ビタミンA
└レチノール290μg多い
└α-カロテン0μg無し
└β-カロテン0μg無し
└β-クリプトキサンチン0μg無し
└β-カロテン当量0μg無し
└レチノール活性当量290μg多い
ビタミンD0.3μg多い
ビタミンE
└α-トコフェロール0.4mg普通
└β-トコフェロール0mg無し
└γ-トコフェロールTrmg無し
└δ-トコフェロール0mg無し
ビタミンK10μg多い
ビタミンB10.09mg普通
ビタミンB20.88mg多い
ナイアシン1.4mg普通
ビタミンB60.23mg多い
ビタミンB120.3μg普通
葉酸μg無し
パントテン酸1.16mg多い
ビオチン-μg無し
ビタミンC-mg無し

別名: シェーブルチーズ

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

ヤギチーズと同じ乳のチーズジャンルで栄養素を比較!

名前カロリー糖質タンパク質脂質食物繊維
エダムチーズ3213.228.925.0(0)
エメンタールチーズ3985.827.333.6(0)
カテージチーズ992.213.34.5(0)
カマンベールチーズ2914.219.124.7(0)
クリームチーズ3135.38.233.0(0)
ゴーダチーズ3563.725.829.0(0)
チェダーチーズ3903.725.733.8(0)
パルメザンチーズ4458.044.030.8(0)
ブルーチーズ3265.318.829.0(0)
プロセスチーズ3132.422.726.0(0)
チーズスプレッド2843.215.925.7(0)
マスカルポーネチーズ2737.24.428.2(0)
モッツァレラチーズ2694.218.419.9(0)
ヤギチーズ2805.920.621.7(0)
リコッタチーズ1596.77.111.5(0)

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。

カロリー・栄養カテゴリー一覧