このページでは、乳のチーズスプレッドを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
チーズスプレッドのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはチーズスプレッドの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 284 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 0.6 | g | |
└糖質 | 3.2 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 15.9 | g | 多い |
脂質 | 25.7 | g | 多い |
食塩相当量 | 2.5 | mg | 多い |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、乳分類に所属する正式名称「<牛乳及び乳製品> (チーズ類) チーズスプレッド」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、チーズスプレッドがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
チーズスプレッドはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:Nadia
チーズスプレッドとは?どんな食材?
チーズスプレッドとは、乳(チーズ)を主成分とした食材であり、スプレッド状になっている調味料です。チーズの風味やコクを活かしながら、食パンやクラッカーなどに塗って楽しむことができます。
チーズスプレッドの特徴1:濃厚な味わい
チーズスプレッドは、乳(チーズ)を主成分としているため、濃厚な味わいが特徴です。チーズの風味やコクがしっかりと感じられ、食べると口の中に広がる美味しさが魅力です。
チーズスプレッドの特徴2:滑らかな食感
チーズスプレッドは、スプレッド状になっているため、滑らかな食感があります。パンやクラッカーに塗る際も、スムーズに広がりやすく、食べやすさも抜群です。
チーズスプレッドの特徴3:多彩な使い方
チーズスプレッドは、食パンやクラッカーに塗るだけでなく、サンドイッチやピザのトッピング、パスタソースとしても利用することができます。そのため、様々な料理にアクセントを加えることができ、幅広い使い方ができる食材です。
以上、チーズスプレッドの特徴を3つに絞ってご説明しました。濃厚な味わい、滑らかな食感、そして多彩な使い方が魅力となっており、食卓を豊かに彩ることができます。ぜひ、一度お試しください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はチーズスプレッドがダイエットにどう役立つか説明します!
チーズスプレッドはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:Nadia
1. タンパク質が多い
チーズスプレッドは、可食部100gあたり15.9gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は、体の細胞や組織の修復や再生に不可欠な栄養素です。また、タンパク質は食事の満足感を高める効果もありますので、チーズスプレッドを摂取することで、健康的な食事をサポートすることができます。
2. 糖質がかなり低い
チーズスプレッドは、可食部100gあたり3.2gの糖質を含んでいます。糖質の摂取量が高いと、血糖値の上昇や肥満のリスクが高まることがあります。しかし、チーズスプレッドの糖質はかなり低いため、血糖値の上昇を抑えることができます。また、低糖質の食材はダイエット中の方にもおすすめです。
3. カロリーが高い
チーズスプレッドは、可食部100gあたり284kcalのカロリーを含んでいます。カロリーの摂取量が過剰になると、肥満や生活習慣病のリスクが高まることがあります。ですが、カロリーが高い分、食事の満足感を得ることができます。そのため、少量でも満足感を得ることができるため、食事のバランスを考えながら摂取することで、健康的な食事を実現することができます。
おすすめ:チーズスプレッドのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
チーズスプレッドに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:Eレシピ
チーズスプレッドの特徴
チーズスプレッドは、以下のような栄養データがあります。
1. ナトリウムが多い
チーズスプレッドは、可食部100gあたりに1000 mgのナトリウムが含まれています。この量は多いと言えます。ナトリウムは体内の水分バランスを調整するために必要ですが、摂りすぎると高血圧や心臓病のリスクが高まる可能性があります。
2. カルシウムが多い
チーズスプレッドには、可食部100gあたりに460 mgのカルシウムが含まれています。この量は多いと言えます。カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、健康な骨を維持するために重要です。
3. リンが多い
チーズスプレッドには、可食部100gあたりに620 mgのリンが含まれています。この量は多いと言えます。リンは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、エネルギー代謝や細胞の機能にも関与しています。
以上のように、チーズスプレッドはナトリウム、カルシウム、リンの含有量が特徴的です。ナトリウムの摂りすぎには注意が必要ですが、カルシウムやリンは健康な骨や歯の維持に役立つ栄養素です。
チーズスプレッドに含まれるビタミンを解説!
引用元:キューピー3分クッキング
チーズスプレッドのビタミン含有量の特徴
1. ビタミンAの含有量は多いですが、β-カロテンやα-カロテンは含まれていません。チーズスプレッドはレチノールの形でビタミンAを提供しています。レチノールは視力の維持や免疫機能の向上に役立つと言われています。
2. ビタミンDの含有量も多いです。ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し、骨の健康維持に重要な役割を果たします。チーズスプレッドはビタミンDの良い供給源となります。
3. ビタミンEの含有量も多いです。ビタミンEは抗酸化作用があり、細胞の酸化ストレスから守る効果があります。チーズスプレッドはビタミンEを摂取するための良い選択肢です。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はチーズスプレッドの使用例としてレシピをご紹介します。
チーズスプレッドを使ったレシピ4選!
#1 簡単レーズンクリームチーズスプレッド!砂糖不使用
クリームチーズ、レーズン、素焼きアーモンド
パンやクラッカーにつけて食べたいレーズンクリームチーズのレシピ。砂糖を使用していないため、素材そのものの旨味が楽しめます。…
レシピを見る#2 とっても簡単☆パインクリームチーズスプレッド
缶詰パイン、クリームチーズ、はちみつ
缶詰パインとクリームチーズを使った、簡単にできるチーズスプレッドのレシピ。パインのごろっとした食感を楽しめます。…
レシピを見る#3 スモークサーモンタルティーヌ
スモークサーモン、クリームチーズ、ケッパー、玉ネギ、バター、バゲット、イタリアンパセリ
このレシピはスモークサーモンを使ったタルティーヌ料理です。酸味と塩気が絶妙で、ワインが欲しくなる一品です。…
レシピを見る#4 ティーサンドイッチ
食パン(サンドイッチ用)、バター(無塩)、オレンジママレード、黒パン(サンドイッチ用)、スモークサーモン、クリームチーズ、オリーブ油、レモン汁、こしょう、等
アフタヌーンティーにぴったりなティーサンドイッチのレシピ。手順を追って丁寧にサンドイッチを作る際のポイントが解説されています。…
レシピを見る最後に、チーズスプレッドの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「チーズスプレッド」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 284 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 0.6 | g | |
└糖質 | 3.2 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 15.9 | g | 多い |
脂質 | 25.7 | g | 多い |
「チーズスプレッド」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 53.8 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 4.0 | g | 多い |
コレステロール | 87 | mg | 多い |
食塩相当量 | 2.5 | mg | 多い |
アルコール | - | g | 無し |
「チーズスプレッド」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 1000 | mg | 多い |
カリウム | 50 | mg | 低い |
カルシウム | 460 | mg | 多い |
マグネシウム | 14 | mg | 普通 |
リン | 620 | mg | 多い |
鉄 | 0.2 | mg | 低い |
亜鉛 | 1.6 | mg | 多い |
銅 | 0.05 | mg | 普通 |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 180 | μg | 多い |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 150 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 190 | μg | 多い |
ビタミンD | 0.3 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 1.1 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 6 | μg | 普通 |
ビタミンB1 | 0.02 | mg | 低い |
ビタミンB2 | 0.35 | mg | 多い |
ナイアシン | Tr | mg | 無し |
ビタミンB6 | 0.03 | mg | 低い |
ビタミンB12 | 0.5 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.16 | mg | 低い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | (0) | mg | 無し |
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
チーズスプレッドと同じ乳のチーズジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
エダムチーズ | 321 | 3.2 | 28.9 | 25.0 | (0) |
エメンタールチーズ | 398 | 5.8 | 27.3 | 33.6 | (0) |
カテージチーズ | 99 | 2.2 | 13.3 | 4.5 | (0) |
カマンベールチーズ | 291 | 4.2 | 19.1 | 24.7 | (0) |
クリームチーズ | 313 | 5.3 | 8.2 | 33.0 | (0) |
ゴーダチーズ | 356 | 3.7 | 25.8 | 29.0 | (0) |
チェダーチーズ | 390 | 3.7 | 25.7 | 33.8 | (0) |
パルメザンチーズ | 445 | 8.0 | 44.0 | 30.8 | (0) |
ブルーチーズ | 326 | 5.3 | 18.8 | 29.0 | (0) |
プロセスチーズ | 313 | 2.4 | 22.7 | 26.0 | (0) |
チーズスプレッド | 284 | 3.2 | 15.9 | 25.7 | (0) |
マスカルポーネチーズ | 273 | 7.2 | 4.4 | 28.2 | (0) |
モッツァレラチーズ | 269 | 4.2 | 18.4 | 19.9 | (0) |
ヤギチーズ | 280 | 5.9 | 20.6 | 21.7 | (0) |
リコッタチーズ | 159 | 6.7 | 7.1 | 11.5 | (0) |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。