モッツァレラチーズのカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

モッツァレラチーズのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずはモッツァレラチーズの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	269	Kcal	高い
炭水化物	4.2	g
└糖質	4.2	g	かなり低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	18.4	g	多い
脂質	19.9	g	多い
食塩相当量	0.2	mg	普通

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、乳分類に所属する正式名称「＜牛乳及び乳製品＞　（チーズ類）　ナチュラルチーズ　モッツァレラ」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、モッツァレラチーズがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

モッツァレラチーズはどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

モッツァレラチーズとは？どんな食材？

モッツァレラチーズとは、乳（チーズ）の一種であり、イタリア料理によく使用される食材です。

特徴1：柔らかくて弾力のある食感

モッツァレラチーズは、柔らかくて弾力のある食感が特徴です。切ると白くて柔らかい内部が現れ、噛むと程よい弾力を感じることができます。

特徴2：クリーミーな味わい

モッツァレラチーズは、クリーミーでまろやかな味わいがあります。乳の風味が豊かでありながらも、あっさりとした味わいが特徴的です。

特徴3：溶けやすく、伸びる性質

モッツァレラチーズは、溶けやすく伸びる性質があります。そのため、ピザやグラタンなどの料理に使用すると、とろりとした食感や美しい引き糸が楽しめます。

モッツァレラチーズはダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

1. タンパク質が豊富である

モッツァレラチーズは、可食部100gあたりに18.4gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は体の成長や修復に必要な栄養素であり、筋肉の形成や免疫機能の維持にも重要です。モッツァレラチーズを摂取することで、タンパク質の摂取量を増やすことができます。

2. 糖質が少ない

モッツァレラチーズは、可食部100gあたりに4.2gの糖質を含んでいます。糖質はエネルギー源となる栄養素ですが、摂り過ぎると血糖値の上昇や肥満のリスクが高まる可能性があります。モッツァレラチーズは糖質が少ないため、糖質制限をしている人や糖質の摂り過ぎを気にしている人に適しています。

3. カルシウムを含む

モッツァレラチーズにはカルシウムも含まれています。カルシウムは骨や歯の形成に重要な栄養素であり、成長期の子供や骨粗鬆症予防のために摂取することが推奨されています。モッツァレラチーズを食べることで、カルシウムの摂取量を増やすことができます。

以上のように、モッツァレラチーズはタンパク質が豊富で糖質が少なく、さらにカルシウムも含んでいるため、健康的な食事に役立つ食材と言えます。ただし、脂質やカロリーが多いため、適量を守って摂取することが大切です。

おすすめ：モッツァレラチーズのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

モッツァレラチーズに含まれる無機質の栄養を解説！

モッツァレラチーズの特徴

1. カルシウムが多い

モッツァレラチーズは可食部100gあたりにおいて、カルシウムが330 mg含まれています。カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、十分なカルシウム摂取は骨密度を維持するために重要です。モッツァレラチーズはカルシウムの豊富な食材として、骨の健康をサポートする役割を果たすことができます。

2. リンが多い

モッツァレラチーズには可食部100gあたりにおいて、リンが260 mg含まれています。リンは骨や歯の主要な構成要素であり、エネルギー代謝や細胞内の情報伝達にも関与しています。モッツァレラチーズのリンの豊富な含有量は、骨や細胞の健康を維持するために重要な役割を果たすことができます。

3. ナトリウムが普通

モッツァレラチーズは可食部100gあたりにおいて、ナトリウムが70 mg含まれています。ナトリウムは体内の水分バランスや神経伝達に関与していますが、摂りすぎると高血圧や心臓病のリスクが高まる可能性があります。モッツァレラチーズはナトリウムの含有量が普通であるため、適度な量を摂取することが大切です。

以上のように、モッツァレラチーズはカルシウムやリンが豊富に含まれており、骨や細胞の健康をサポートする効果が期待できます。また、ナトリウムの含有量は普通であるため、適度な摂取が必要です。

モッツァレラチーズに含まれるビタミンを解説！

モッツァレラチーズのビタミンの特徴

モッツァレラチーズに含まれるビタミンの特徴を以下の3つに絞って論じます。

1. ビタミンA

モッツァレラチーズには、レチノールという形でビタミンAが含まれています。レチノールは280 μg含まれており、その量は多いです。また、モッツァレラチーズにはα-カロテンやβ-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量は含まれていません。レチノール活性当量も280 μg含まれており、これも多いです。

2. ビタミンD

モッツァレラチーズには、ビタミンDが0.2 μg含まれています。この量は多いです。

3. ビタミンE

モッツァレラチーズに含まれるビタミンEは、α-トコフェロールという形で0.6 mg含まれています。この量は普通と言えます。ただし、β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールは含まれていません。

モッツァレラチーズを使ったレシピ20選！

「モッツァレラチーズ」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	269	Kcal	高い
炭水化物	4.2	g
└糖質	4.2	g	かなり低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	18.4	g	多い
脂質	19.9	g	多い
「モッツァレラチーズ」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	56.3	g	普通
有機酸	-	g	無し
灰分	1.3	g	普通
コレステロール	62	mg	多い
食塩相当量	0.2	mg	普通
アルコール	-	g	無し
「モッツァレラチーズ」のビタミン・無機質等
ナトリウム	70	mg	普通
カリウム	20	mg	低い
カルシウム	330	mg	多い
マグネシウム	11	mg	低い
リン	260	mg	多い
鉄	0.1	mg	低い
亜鉛	2.8	mg	多い
銅	0.02	mg	低い
マンガン	0.01	mg	低い
ヨウ素	-	μg	無し
セレン	-	μg	無し
クロム	-	μg	無し
モリブデン	-	μg	無し
ビタミンA
└レチノール	280	μg	多い
└α-カロテン	-	μg	無し
└β-カロテン	-	μg	無し
└β-クリプトキサンチン	-	μg	無し
└β-カロテン当量	-	μg	無し
└レチノール活性当量	280	μg	多い
ビタミンD	0.2	μg	多い
ビタミンE
└α-トコフェロール	0.6	mg	普通
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	0	mg	無し
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	6	μg	普通
ビタミンB1	0.01	mg	低い
ビタミンB2	0.19	mg	多い
ナイアシン	Tr	mg	無し
ビタミンB6	0.02	mg	低い
ビタミンB12	1.6	μg	多い
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0.06	mg	低い
ビオチン	-	μg	無し
ビタミンC	-	mg	無し

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

モッツァレラチーズと同じ乳のチーズジャンルで栄養素を比較！

名前	カロリー	糖質	タンパク質	脂質	食物繊維
エダムチーズ	321	3.2	28.9	25.0	(0)
エメンタールチーズ	398	5.8	27.3	33.6	(0)
カテージチーズ	99	2.2	13.3	4.5	(0)
カマンベールチーズ	291	4.2	19.1	24.7	(0)
クリームチーズ	313	5.3	8.2	33.0	(0)
ゴーダチーズ	356	3.7	25.8	29.0	(0)
チェダーチーズ	390	3.7	25.7	33.8	(0)
パルメザンチーズ	445	8.0	44.0	30.8	(0)
ブルーチーズ	326	5.3	18.8	29.0	(0)
プロセスチーズ	313	2.4	22.7	26.0	(0)
チーズスプレッド	284	3.2	15.9	25.7	(0)
マスカルポーネチーズ	273	7.2	4.4	28.2	(0)
モッツァレラチーズ	269	4.2	18.4	19.9	(0)
ヤギチーズ	280	5.9	20.6	21.7	(0)
リコッタチーズ	159	6.7	7.1	11.5	(0)

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。