このページでは、豆の小豆のこし練りあん (並あん)を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
小豆のこし練りあん (並あん)のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずは小豆のこし練りあん (並あん)の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 255 | Kcal | 高い |
炭水化物 | (58.8) | g | |
└糖質 | (55.8) | g | 多い |
└食物繊維 | (3.9) | g | 多い |
たんぱく質 | (5.6) | g | 普通 |
脂質 | (0.3) | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、豆分類に所属する正式名称「あずき あん こし練りあん (並あん)」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、小豆のこし練りあん (並あん)がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
小豆のこし練りあん (並あん)はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
小豆のこし練りあん (並あん)とは?どんな食材?
小豆のこし練りあん(並あん)は、豆(豆加工品)の一種であり、和菓子や洋菓子の材料として広く使われています。小豆を煮て練り上げたものであり、滑らかな食感と甘さが特徴です。
小豆のこし練りあん (並あん)の特徴1:豆の種類
小豆のこし練りあん(並あん)は、小豆を使用して作られています。小豆は日本で古くから栽培されている豆の一種であり、赤紫色の豆が特徴です。小豆は食物繊維やビタミン、ミネラルなどの栄養素を豊富に含んでおり、健康にも良い食材として知られています。
小豆のこし練りあん (並あん)の特徴2:練り上げた食感
小豆のこし練りあん(並あん)は、小豆を煮てから練り上げることで作られます。この練り上げる工程により、小豆の粒子が細かくなり、滑らかな食感が生まれます。口の中でとろけるような食感は、和菓子や洋菓子に絶妙な口当たりを与えています。
小豆のこし練りあん (並あん)の特徴3:甘さのバランス
小豆のこし練りあん(並あん)は、煮る際に砂糖を加えることで甘さを調整します。この甘さのバランスは、和菓子や洋菓子の味わいに大きく影響を与えます。小豆の風味と砂糖の甘さが絶妙に調和し、食べる人を満足させる味わいを作り出しています。
ざっくり説明するとこんな感じです!次は小豆のこし練りあん (並あん)がダイエットにどう役立つか説明します!
小豆のこし練りあん (並あん)はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 糖質が多く、エネルギー源として効果的
「小豆のこし練りあん(並あん)」は糖質が55.8g含まれており、エネルギー源として効果的です。糖質は体内でブドウ糖に分解され、エネルギーとして利用されます。適切な量の糖質を摂取することで、体の機能を維持するためのエネルギーを供給することができます。
2. 食物繊維が豊富で腸内環境を改善
「小豆のこし練りあん(並あん)」には食物繊維が3.9g含まれており、腸内環境を改善する効果があります。食物繊維は消化吸収されずに腸内にとどまり、便のかさを増やすことで腸の動きを促進します。また、腸内の善玉菌の増殖を助けることで、腸内環境のバランスを整える役割も果たします。
3. 脂質が低く、カロリーコントロールに適している
「小豆のこし練りあん(並あん)」は脂質が0.3gしか含まれておらず、カロリーコントロールに適しています。脂質はカロリーの密度が高く、摂り過ぎると肥満や生活習慣病のリスクが高まります。低脂質の食材を選ぶことで、健康的な体重管理や生活習慣病の予防に役立ちます。
おすすめ:小豆のこし練りあん (並あん)のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
小豆のこし練りあん (並あん)に含まれる無機質の栄養を解説!
1. ミネラルバランスが良い
小豆のこし練りあんには、ナトリウムやカリウム、カルシウム、マグネシウム、リンなどのミネラルが含まれています。特にカルシウムやマグネシウム、リンは普通の量が含まれており、ミネラルバランスが良い食材と言えます。
2. 鉄や銅、マンガンが多い
小豆のこし練りあんには、鉄や銅、マンガンといったミネラルが豊富に含まれています。これらのミネラルは、血液や酵素の働きに関与しており、体にとって重要な栄養素です。特に鉄は多く含まれているため、貧血予防にも効果的な食材と言えます。
3. ヨウ素やセレンが含まれていない
小豆のこし練りあんには、ヨウ素やセレンが含まれていません。これらの栄養素は、甲状腺機能や抗酸化作用に関与しており、体に必要な栄養素です。そのため、小豆のこし練りあんを摂取する際には、他の食材とのバランスを考える必要があります。
小豆のこし練りあん (並あん)に含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンEはほとんど含まれていない
小豆のこし練りあん(並あん)に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールとβ-トコフェロールという成分が無しです。したがって、ビタミンEを摂取するためには他の食品を取り入れる必要があります。
2. γ-トコフェロールとδ-トコフェロールが多く含まれている
一方、小豆のこし練りあん(並あん)にはγ-トコフェロールとδ-トコフェロールが含まれており、その含有量は多いです。これらの成分は抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぐ効果があります。
3. ビタミンKは普通の量が含まれている
小豆のこし練りあん(並あん)にはビタミンKも含まれており、その含有量は普通です。ビタミンKは血液の凝固を助ける働きがあり、骨の健康維持にも関与しています。
最後に、小豆のこし練りあん (並あん)の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「小豆のこし練りあん (並あん)」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 255 | Kcal | 高い |
炭水化物 | (58.8) | g | |
└糖質 | (55.8) | g | 多い |
└食物繊維 | (3.9) | g | 多い |
たんぱく質 | (5.6) | g | 普通 |
脂質 | (0.3) | g | 低い |
「小豆のこし練りあん (並あん)」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (35.0) | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | (0.3) | g | 低い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「小豆のこし練りあん (並あん)」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | (2) | mg | 低い |
カリウム | (35) | mg | 低い |
カルシウム | (42) | mg | 普通 |
マグネシウム | (17) | mg | 普通 |
リン | (49) | mg | 普通 |
鉄 | (1.6) | mg | 多い |
亜鉛 | (0.6) | mg | 普通 |
銅 | (0.14) | mg | 多い |
マンガン | (0.42) | mg | 多い |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | 0 | μg | 無し |
クロム | (1) | μg | 多い |
モリブデン | (34) | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | (0.8) | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | (2.2) | mg | 多い |
ビタミンK | (4) | μg | 普通 |
ビタミンB1 | (0.01) | mg | 低い |
ビタミンB2 | (0.03) | mg | 普通 |
ナイアシン | (0.1) | mg | 低い |
ビタミンB6 | 0 | mg | 無し |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | (0.04) | mg | 低い |
ビオチン | (1.4) | μg | 普通 |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
加糖あん/配合割合: こし生あん100、上白糖70、水あめ7
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
小豆のこし練りあん (並あん)と同じ豆の豆加工品ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
ゆで小豆の缶詰 | 202 | 46.8 | 4.4 | 0.4 | 3.4 |
小豆のこし生あん | 147 | 22.0 | 9.8 | 0.6 | 6.8 |
小豆のさらしあん (乾燥あん) | 335 | 43.8 | 23.5 | 1.0 | 26.8 |
小豆のつぶし練りあん | 239 | 49.4 | 5.6 | 0.6 | 5.7 |
いんげんまめのこし生あん | 135 | 20.9 | 9.4 | 0.9 | 8.5 |
いんげんまめの豆きんとん | 238 | 52.7 | 4.9 | 0.5 | 4.8 |
グリンピース(揚げ豆) | 375 | 45.2 | 20.8 | 11.6 | 19.6 |
えんどう・塩豆 | 321 | 49.0 | 23.3 | 2.4 | 17.9 |
大豆の水煮缶詰 | 124 | 1.7 | 12.9 | 6.7 | 6.8 |
豆乳 | 43 | 1.6 | 3.6 | 2.8 | 0.9 |
調製豆乳 | 61 | 3.7 | 3.2 | 3.6 | 1.1 |
豆乳飲料・麦芽コーヒー | 57 | 6.9 | 2.2 | 2.2 | 1.0 |
大豆たんぱく | 318 | 22.2 | 46.3 | 3.0 | 17.8 |
湯葉(生) | 218 | 5.1 | 21.8 | 13.7 | 0.8 |
金山寺みそ | 247 | 48.5 | 6.9 | 3.2 | 3.2 |
ひしおみそ | 198 | 37.5 | 6.5 | 2.7 | 2.8 |
テンペ | 180 | 10.2 | 15.8 | 9.0 | 10.2 |
炒り大豆 | 429 | 15.9 | 37.5 | 21.6 | 19.4 |
蒸し大豆 | 186 | 4.5 | 16.6 | 9.8 | 10.6 |
小豆のこし練りあん (並あん) | 255 | (55.8) | (5.6) | (0.3) | (3.9) |
小豆のつぶし生あん | 115 | 17.9 | 8.6 | 0.5 | 7.9 |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。