このページでは、豆の金山寺みそを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
金山寺みそのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずは金山寺みその可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 247 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 50.0 | g | |
└糖質 | 48.5 | g | 多い |
└食物繊維 | 3.2 | g | 多い |
たんぱく質 | 6.9 | g | 普通 |
脂質 | 3.2 | g | 普通 |
食塩相当量 | 5.1 | mg | 多い |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、豆分類に所属する正式名称「だいず [その他] 金山寺みそ」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、金山寺みそがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
金山寺みそはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:キューピー
金山寺みそとは?どんな食材?
金山寺みそは、豆(豆加工品)の一種であり、日本の伝統的な味噌の一つです。
特徴1:豆の種類
金山寺みそは、大豆を主成分として作られています。大豆は、良質なたんぱく質や食物繊維を豊富に含み、栄養価が高いことで知られています。また、大豆にはイソフラボンという成分も含まれており、女性ホルモンに似た働きをすると言われています。
特徴2:発酵の過程
金山寺みそは、大豆を煮てつぶし、塩と麹(こうじ)を加えて発酵させることで作られます。この発酵の過程によって、みその風味やコクが生まれます。また、発酵によって、食材の消化を助ける酵素が生成されるため、金山寺みそは消化を促進する効果も期待できます。
特徴3:風味と使い方
金山寺みその特徴的な風味は、まろやかで甘みのある味わいです。そのため、和食や鍋料理、煮物など、さまざまな料理に使われます。また、金山寺みその風味を生かしたドレッシングやマリネ、スープなども作られています。
以上のように、金山寺みそは大豆を主成分とし、発酵の過程を経て作られる豆の加工品です。豊富な栄養素や風味を持ち、多くの料理に活用されています。
ざっくり説明するとこんな感じです!次は金山寺みそがダイエットにどう役立つか説明します!
金山寺みそはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:カゴメ
1. 糖質が多く、エネルギー源として活用できる
金山寺みそは糖質が48.5g含まれており、エネルギー源として役立ちます。糖質は体内でブドウ糖に分解され、脳や筋肉のエネルギーとして使用されます。特に運動や体力を必要とする活動を行う際には、糖質の摂取が重要です。金山寺みそは糖質を豊富に含んでいるため、活力を補給するのに適した食材と言えます。
2. 食物繊維が多く、腸の働きを促進する
金山寺みそには食物繊維が3.2g含まれており、腸の働きを促進する効果があります。食物繊維は消化吸収が進まず、腸内で水分を吸収して膨らむことで便のかさを増やし、便通を促進します。また、腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える効果もあります。金山寺みそを摂取することで、腸の健康を保つことができます。
3. 塩分が多く、適量摂取が重要
金山寺みそには塩分が5.1g含まれており、塩分摂取量に注意が必要です。塩分は体内の水分バランスを調整する役割を持っていますが、摂りすぎると高血圧や腎臓の負担を引き起こす可能性があります。適切な塩分摂取量は1日に5g以下とされていますので、金山寺みそを摂取する際には適量を守るようにしましょう。塩分を控えた健康的な食事に取り入れることが大切です。
おすすめ:金山寺みそのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
金山寺みそに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:Eレシピ
金山寺みその特徴
金山寺みそは、豆(豆加工品)の一種であり、その栄養データから以下の3つの特徴が見受けられます。
1. ナトリウムが多い
金山寺みそは、可食部100gあたりにおいて2000 mgのナトリウムを含んでいます。ナトリウムは塩分の主成分であり、過剰摂取は健康に悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、金山寺みその摂取量には注意が必要です。
2. マグネシウムや鉄、銅が多い
金山寺みそは、可食部100gあたりにおいてマグネシウム、鉄、銅などの無機質栄養素を豊富に含んでいます。マグネシウムは骨の形成や神経伝達に関与し、鉄は酸素の運搬や免疫機能に重要な役割を果たします。また、銅は体内の酵素の活性化に必要です。金山寺みそを摂取することで、これらの栄養素を効果的に摂取することができます。
3. ヨウ素やモリブデンが多い
金山寺みそは、可食部100gあたりにおいてヨウ素やモリブデンを多く含んでいます。ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に関与し、モリブデンは体内の酵素の活性化に必要です。これらの栄養素は健康維持に重要な役割を果たしており、金山寺みそを摂取することでこれらの栄養素を補給することができます。
以上のように、金山寺みそはナトリウムが多い一方で、マグネシウムや鉄、銅、ヨウ素、モリブデンなどの栄養素を豊富に含んでいます。適切な摂取量を守りながら、金山寺みそを取り入れることでバランスの取れた食事を実現することができます。
金山寺みそに含まれるビタミンを解説!
引用元:NHKきょうの料理
1. ビタミンEはほとんど含まれていない
金山寺みそに含まれるビタミンEは、α-トコフェロールとβ-トコフェロールのどちらも含まれていません。ビタミンEは抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぐ効果がありますが、金山寺みそにはこのビタミンは含まれていないため、ビタミンEを摂取したい場合は他の食品を選ぶ必要があります。
2. ビタミンKが多く含まれている
金山寺みそにはビタミンKが16 μg含まれており、他の豆加工品と比べて多いです。ビタミンKは血液の凝固を助ける働きがあり、骨の健康維持にも重要です。金山寺みそを摂取することで、ビタミンKを効果的に摂取することができます。
3. ビタミンB群が豊富に含まれている
金山寺みそにはビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸、ビオチンが多く含まれています。これらのビタミンB群はエネルギー代謝や神経機能の維持に関与しており、健康維持に重要な役割を果たしています。金山寺みそを食べることで、これらのビタミンB群を効果的に摂取することができます。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次は金山寺みその使用例としてレシピをご紹介します。
金山寺みそを使ったレシピ5選!
#1 ゴーヤーときゅうりの金山寺みそ和え
ゴーヤー、きゅうり、金山寺みそ、キユーピーハーフ
ゴーヤーの苦味ときゅうりの食感が楽しめる和えもののレシピ。金山寺みその甘みと野菜の食感がとてもよく合います。…
レシピを見る#2 金山寺みそ香るナポリタン
スパゲティ、玉ねぎ、にんじん、ピーマン、カゴメベータカロテントマト、ちりめんじゃこ、金山寺みそ、ケチャップ、サラダ油、等
金山寺みそを活用したパスタのレシピ。そのままおかずやつまみとして食べられる金山寺みそをトッピングして、コクとまろやかさを加えたナポリタンです。…
レシピを見る#3 白身魚の塩焼き
白身魚、金山寺みそ、甘酢ショウガ、レモン、しょうゆ、オリーブ油、サラダ油
このレシピは白身魚を使った塩焼きの料理です。白身魚に酒と塩をかけて焼くだけで、簡単においしい料理が完成します。…
レシピを見る#4 新たまボートカップ
新たまねぎ、きゅうり、クリームチーズ、金山寺みそ、ツナ、ゆで卵、粒マスタード、こしょう
新玉ねぎをカップに見立て、ツナやクリームチーズを使った具材をのせた見た目も可愛い「ポートカップ」のレシピ。甘みとコクのある金山寺みそと濃厚なクリームチーズ。…
レシピを見る#5 魚の塩焼き
金山寺みそ、甘酢ショウガ、レモン、しょうゆ、オリーブ油、サラダ油
魚本来の旨味が楽しめる魚の塩焼きレシピ。あらかじめ塩と酒を振っておき、しっかりと臭みを取り除くのがポイント。…
レシピを見る最後に、金山寺みその各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「金山寺みそ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 247 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 50.0 | g | |
└糖質 | 48.5 | g | 多い |
└食物繊維 | 3.2 | g | 多い |
たんぱく質 | 6.9 | g | 普通 |
脂質 | 3.2 | g | 普通 |
「金山寺みそ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 34.3 | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 5.6 | g | 多い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 5.1 | mg | 多い |
アルコール | - | g | 無し |
「金山寺みそ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 2000 | mg | 多い |
カリウム | 190 | mg | 普通 |
カルシウム | 33 | mg | 普通 |
マグネシウム | 54 | mg | 多い |
リン | 130 | mg | 普通 |
鉄 | 1.7 | mg | 多い |
亜鉛 | 0.7 | mg | 普通 |
銅 | 0.16 | mg | 多い |
マンガン | 0.96 | mg | 多い |
ヨウ素 | 1 | μg | 多い |
セレン | 1 | μg | 普通 |
クロム | 1 | μg | 多い |
モリブデン | 34 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0.9 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0.2 | mg | 多い |
ビタミンK | 16 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.12 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.18 | mg | 多い |
ナイアシン | 2.3 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.10 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.74 | mg | 多い |
ビオチン | 8.1 | μg | 多い |
ビタミンC | Tr | mg | 無し |
ビタミンK: メナキノン-7を含む
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
金山寺みそと同じ豆の豆加工品ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
ゆで小豆の缶詰 | 202 | 46.8 | 4.4 | 0.4 | 3.4 |
小豆のこし生あん | 147 | 22.0 | 9.8 | 0.6 | 6.8 |
小豆のさらしあん (乾燥あん) | 335 | 43.8 | 23.5 | 1.0 | 26.8 |
小豆のつぶし練りあん | 239 | 49.4 | 5.6 | 0.6 | 5.7 |
いんげんまめのこし生あん | 135 | 20.9 | 9.4 | 0.9 | 8.5 |
いんげんまめの豆きんとん | 238 | 52.7 | 4.9 | 0.5 | 4.8 |
グリンピース(揚げ豆) | 375 | 45.2 | 20.8 | 11.6 | 19.6 |
えんどう・塩豆 | 321 | 49.0 | 23.3 | 2.4 | 17.9 |
大豆の水煮缶詰 | 124 | 1.7 | 12.9 | 6.7 | 6.8 |
豆乳 | 43 | 1.6 | 3.6 | 2.8 | 0.9 |
調製豆乳 | 61 | 3.7 | 3.2 | 3.6 | 1.1 |
豆乳飲料・麦芽コーヒー | 57 | 6.9 | 2.2 | 2.2 | 1.0 |
大豆たんぱく | 318 | 22.2 | 46.3 | 3.0 | 17.8 |
湯葉(生) | 218 | 5.1 | 21.8 | 13.7 | 0.8 |
金山寺みそ | 247 | 48.5 | 6.9 | 3.2 | 3.2 |
ひしおみそ | 198 | 37.5 | 6.5 | 2.7 | 2.8 |
テンペ | 180 | 10.2 | 15.8 | 9.0 | 10.2 |
炒り大豆 | 429 | 15.9 | 37.5 | 21.6 | 19.4 |
蒸し大豆 | 186 | 4.5 | 16.6 | 9.8 | 10.6 |
小豆のこし練りあん (並あん) | 255 | (55.8) | (5.6) | (0.3) | (3.9) |
小豆のつぶし生あん | 115 | 17.9 | 8.6 | 0.5 | 7.9 |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。