このページでは、豆の小豆のつぶし練りあんを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
小豆のつぶし練りあんのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずは小豆のつぶし練りあんの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 239 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 54.0 | g | |
└糖質 | 49.4 | g | 多い |
└食物繊維 | 5.7 | g | 多い |
たんぱく質 | 5.6 | g | 普通 |
脂質 | 0.6 | g | 低い |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、豆分類に所属する正式名称「あずき あん つぶし練りあん」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、小豆のつぶし練りあんがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
小豆のつぶし練りあんはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
小豆のつぶし練りあんとは?どんな食材?
小豆のつぶし練りあんは、豆(豆加工品)の一種です。この食材は、小豆を煮てつぶし、砂糖と一緒に練り上げたものです。
小豆のつぶし練りあんの特徴
小豆のつぶし練りあんは、その特徴的な風味と滑らかな食感が特徴です。小豆を丁寧に煮込み、つぶしているため、豆の風味がしっかりと感じられます。また、砂糖との絶妙なバランスにより、甘さも程よく、飽きずに楽しむことができます。
小豆のつぶし練りあんの使い方
小豆のつぶし練りあんは、和菓子や洋菓子の材料として幅広く使われています。和菓子では、あんころ餅やどら焼き、大福などの具材として使用されます。また、洋菓子では、パンやケーキのフィリングとして利用されることもあります。その他にも、アイスクリームやパフェのトッピングとしても楽しむことができます。
以上のように、小豆のつぶし練りあんは、風味豊かで滑らかな食感が特徴の豆加工品です。和菓子や洋菓子の材料として幅広く活用され、様々な料理やスイーツを美味しく彩ります。
ざっくり説明するとこんな感じです!次は小豆のつぶし練りあんがダイエットにどう役立つか説明します!
小豆のつぶし練りあんはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 糖質が多く、エネルギー源として活用できる
小豆のつぶし練りあんは、可食部100gあたりの糖質が49.4gと多いです。糖質は私たちの体にとって重要なエネルギー源となります。特に運動や体力を必要とする活動を行う際には、糖質が必要不可欠です。小豆のつぶし練りあんを摂取することで、エネルギーを効率的に補給することができます。
2. 食物繊維が多く、腸内環境を改善する
小豆のつぶし練りあんには、可食部100gあたりの食物繊維が5.7gと多いです。食物繊維は腸内環境を改善するために重要な成分です。食物繊維は水分を吸収し、腸内の便のかさを増やすことで便通を促進します。また、腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える効果もあります。小豆のつぶし練りあんを摂取することで、腸内環境を改善し、健康な消化をサポートすることができます。
3. 脂質が低く、ヘルシーな食材として選ばれる
小豆のつぶし練りあんには、可食部100gあたりの脂質が0.6gと低いです。脂質はエネルギー源となるだけでなく、体内のビタミンの吸収を助ける役割もあります。しかし、摂りすぎるとカロリーの過剰摂取や生活習慣病のリスクが高まる可能性があります。小豆のつぶし練りあんは脂質が低いため、ヘルシーな食材として選ばれることができます。
おすすめ:小豆のつぶし練りあんのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
小豆のつぶし練りあんに含まれる無機質の栄養を解説!
1. ミネラルバランスが良い
小豆のつぶし練りあんは、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リンなどのミネラルを含んでいます。これらのミネラルは、体内の機能を正常に保つために必要な栄養素であり、バランスの良い摂取が重要です。小豆のつぶし練りあんは、これらのミネラルを適度な量で摂取することができるため、ミネラルバランスを整えるのに適した食材と言えます。
2. 鉄や銅、マンガンなどが豊富
小豆のつぶし練りあんには、鉄、銅、マンガンなどのミネラルが多く含まれています。特に鉄は貧血の予防や銅は体内の酸化ストレスを軽減する働きがあります。また、マンガンは骨や結合組織の形成に関与しています。これらのミネラルは、小豆のつぶし練りあんを摂取することで効果的に補給することができます。
3. ヨウ素やセレンが含まれていない
小豆のつぶし練りあんには、ヨウ素やセレンが含まれていません。ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に必要な栄養素であり、セレンは抗酸化作用を持つ重要なミネラルです。これらの栄養素は他の食材から摂取する必要があります。小豆のつぶし練りあんはこれらの栄養素を含んでいないため、バランスの良い食事を心掛ける必要があります。
小豆のつぶし練りあんに含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンEの特徴
小豆のつぶし練りあんに含まれるビタミンEは、α-トコフェロールが0.1 mg、β-トコフェロールは0 mg、γ-トコフェロールが0.9 mg、δ-トコフェロールが1.9 mg含まれています。特にγ-トコフェロールとδ-トコフェロールの含有量は多く、ビタミンEの抗酸化作用や細胞の健康維持に役立つ可能性があります。
2. ビタミンKの特徴
小豆のつぶし練りあんに含まれるビタミンKは、6 μg含まれています。ビタミンKは血液の凝固機能をサポートする働きがあり、骨の健康維持にも関与しています。小豆のつぶし練りあんにはビタミンKが普通の量含まれているため、適度な摂取ができるでしょう。
3. その他のビタミンの特徴
小豆のつぶし練りあんには、ビタミンB1(0.02 mg)、ビタミンB2(0.03 mg)、ナイアシン(0.1 mg)、ビタミンB6(0.03 mg)、パントテン酸(0.18 mg)、ビオチン(1.7 μg)も含まれています。これらのビタミンはエネルギー代謝や神経機能の維持に関与しており、小豆のつぶし練りあんを通じて適度な量のこれらのビタミンを摂取することができます。
なお、小豆のつぶし練りあんにはビタミンA、ビタミンD、ビタミンB12、葉酸、ビタミンCは含まれていないことに注意してください。これらのビタミンは他の食品から摂取する必要があります。
最後に、小豆のつぶし練りあんの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「小豆のつぶし練りあん」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 239 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 54.0 | g | |
└糖質 | 49.4 | g | 多い |
└食物繊維 | 5.7 | g | 多い |
たんぱく質 | 5.6 | g | 普通 |
脂質 | 0.6 | g | 低い |
「小豆のつぶし練りあん」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 39.3 | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.5 | g | 低い |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「小豆のつぶし練りあん」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 56 | mg | 普通 |
カリウム | 160 | mg | 普通 |
カルシウム | 19 | mg | 普通 |
マグネシウム | 23 | mg | 普通 |
リン | 73 | mg | 普通 |
鉄 | 1.5 | mg | 多い |
亜鉛 | 0.7 | mg | 普通 |
銅 | 0.20 | mg | 多い |
マンガン | 0.40 | mg | 多い |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | Tr | μg | 無し |
クロム | 1 | μg | 多い |
モリブデン | 49 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.1 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0.9 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 1.9 | mg | 多い |
ビタミンK | 6 | μg | 普通 |
ビタミンB1 | 0.02 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.03 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.1 | mg | 低い |
ビタミンB6 | 0.03 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.18 | mg | 普通 |
ビオチン | 1.7 | μg | 普通 |
ビタミンC | Tr | mg | 無し |
別名:小倉あん/加糖あん
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
小豆のつぶし練りあんと同じ豆の豆加工品ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
ゆで小豆の缶詰 | 202 | 46.8 | 4.4 | 0.4 | 3.4 |
小豆のこし生あん | 147 | 22.0 | 9.8 | 0.6 | 6.8 |
小豆のさらしあん (乾燥あん) | 335 | 43.8 | 23.5 | 1.0 | 26.8 |
小豆のつぶし練りあん | 239 | 49.4 | 5.6 | 0.6 | 5.7 |
いんげんまめのこし生あん | 135 | 20.9 | 9.4 | 0.9 | 8.5 |
いんげんまめの豆きんとん | 238 | 52.7 | 4.9 | 0.5 | 4.8 |
グリンピース(揚げ豆) | 375 | 45.2 | 20.8 | 11.6 | 19.6 |
えんどう・塩豆 | 321 | 49.0 | 23.3 | 2.4 | 17.9 |
大豆の水煮缶詰 | 124 | 1.7 | 12.9 | 6.7 | 6.8 |
豆乳 | 43 | 1.6 | 3.6 | 2.8 | 0.9 |
調製豆乳 | 61 | 3.7 | 3.2 | 3.6 | 1.1 |
豆乳飲料・麦芽コーヒー | 57 | 6.9 | 2.2 | 2.2 | 1.0 |
大豆たんぱく | 318 | 22.2 | 46.3 | 3.0 | 17.8 |
湯葉(生) | 218 | 5.1 | 21.8 | 13.7 | 0.8 |
金山寺みそ | 247 | 48.5 | 6.9 | 3.2 | 3.2 |
ひしおみそ | 198 | 37.5 | 6.5 | 2.7 | 2.8 |
テンペ | 180 | 10.2 | 15.8 | 9.0 | 10.2 |
炒り大豆 | 429 | 15.9 | 37.5 | 21.6 | 19.4 |
蒸し大豆 | 186 | 4.5 | 16.6 | 9.8 | 10.6 |
小豆のこし練りあん (並あん) | 255 | (55.8) | (5.6) | (0.3) | (3.9) |
小豆のつぶし生あん | 115 | 17.9 | 8.6 | 0.5 | 7.9 |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。