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ネギトロ丼の献立15選!もう一品おかずや汁物を足したいときの簡単付け合わせを管理栄養士が提案

ごはんに乗せるだけで完成する簡単なネギトロ丼ですが、それだけでは栄養バランスが偏ってしまいます。もう一品食べたいなと感じることも多くあるのではないでしょうか。副菜や汁物の時短レシピがあると、献立に迷ったときに便利でしょう。

そこで今回、レシピル編集部員かつ管理栄養士の私が、時短で作れる美味しい副菜や汁物を集めてみました。いくつかを組み合わせることで栄養抜群の献立になりますので、ぜひ参考にしてみてください。

著者/くるみ

美味しい物を美味しく食べたい管理栄養士。保育園と病院で栄養管理を経験し、乳幼児から高齢者まで網羅。趣味はカフェ巡り、特技はふわふわのシフォンケーキを焼くこと。

ネギトロ丼と一緒に食べたい副菜5選

その1:磯の香り「ちくわの磯部揚げ」

必要な材料…ちくわ、大葉、青のり、薄力粉、氷水、揚げ油

調理時間の目安…30分

ちくわは、主に白身魚が使われているため、低脂質・高たんぱく食材と言われています。ネギトロだけでは足りないたんぱく質をさらに摂っていきましょう。

揚げ物は少し手間のかかる料理ではありますが、中でもちくわの磯部揚げは比較的簡単に作ることができます。磯の香りとサクサクした食感がたまらなく美味しい一品です。お弁当のおかずにもピッタリでしょう。

その2:栄養満点!優しい味の「切干大根」

必要な材料…切り干し大根、にんじん、油揚げ、しいたけ、だし汁、みりん、しょうゆ、砂糖

調理時間の目安…15分

どこか懐かしく優しい味付けの切干大根のレシピをご紹介。家庭料理の定番ともいえる切干大根は、子どもから大人までみんなに親しまれる一品です。

切干大根は、大根を乾燥させているのでその分の栄養がぎっしり詰まっています。食物繊維・カルシウム・カリウム・鉄分など豊富な栄養素が含まれており、生の大根より多くの栄養を摂ることができるでしょう。

その3:具だくさんで食べごたえばっちり「大豆の五目煮」

必要な材料…鶏むね肉、人参、じゃがいも、椎茸、油揚げ、大豆の水煮、こんにゃく、出汁昆布、米油、上白糖、みりん、薄口醤油、

調理時間の目安…30分

五目煮という名前ではありますが、5品以上の食材が入った煮物となっています。肉・大豆・根菜・しいたけなどがごろっと入った食べ応えばっちりの一品です。

ネギトロ丼だけでは不足してしまう、ビタミン・ミネラル類がしっかり摂れます。一晩寝かすとさらに味が染みて美味しくなるので、作り置きにもおすすめです。具沢山で彩り良く栄養バランスばっちりの料理です。

その4:甘くておいしい「サツマイモの甘露煮」

必要な材料…サツマイモ、口なしの実、水、上白糖、水、レモンジュース

調理時間の目安…30分

煮崩れ知らずで作れるサツマイモの甘露煮レシピ。色よく見栄えよく作ることができるポイントも一緒にご紹介しているので、初めて作る方にもおすすめです。

サツマイモは食物繊維が多く含まれており、腸内環境を整える効果が期待できます。ビタミン類も豊富に含まれているので、美肌を目指す人にも積極的に食べていただきたい食材です。

その5:とろとろ食感「なすの煮びたし」

必要な材料…ナス、長ネギ、生姜、米油、和出汁、みりん、濃口醤油、

調理時間の目安…30分

さっぱりとした味でとろとろした食感がクセになるなすの煮びたし。少量の油で揚げ焼をしますが、ちょっとした工夫を施すことで、なすの綺麗な紫色を活かすことができます。

なすにはカリウムが含まれており、高血圧予防やむくみの解消を促す効果が期待できます。また、夏が旬の野菜であることから、夏バテ予防にも効果的です。暑い夏の日にさっぱり食べたいですね!

あたたかい汁物を組み合わせたいときにおすすめ6選

その6:肉たっぷり「肉汁うどん」

必要な材料…うどん、豚バラ薄切り肉、油揚げ、長ねぎ、水、ごま油、和風だしの素、砂糖、みりん、醤油、おろし生姜、一味唐辛子

調理時間の目安…25分

良く外食でも見かける組み合わせでもある「ネギトロ丼×うどん」

肉が入ったうどんにすることで、がっつり感を出して物足りなさを解消!ネギトロ丼だけでは物足りないと感じた方必見です。エネルギーは高めですが、満足のいく一食になるのではないでしょうか。またこのレシピでは、抗菌作用を持った長ねぎもたっぷり入っているので、風邪予防にも効果的と言えるでしょう。

その7:あおさの色味が鮮やか「みそ汁」

必要な材料…あおさ、絹ごし豆腐、人参、長ねぎ、水、出汁パック、味噌

調理時間の目安…20分

色鮮やかな具材で作るみそ汁をご紹介。あおさを最後に加えることで、色味を綺麗に保ち、にんじんのオレンジや豆腐の白がさらに映える一品となっています。

あおさには食物繊維やカリウムが豊富に含まれており、腸内環境を整えて体内の塩分を排出する効果が期待できます。乾物なので、常備品としても重宝する食材です!スーパーで見かけたらぜひお手に取ってみてください。

その8:栄養抜群「ひきわり納豆汁」

必要な材料…あおさ、絹ごし豆腐、人参、長ねぎ、水、出汁パック、味噌

調理時間の目安…20分

具だくさんでボリュームたっぷりの汁物レシピです。よくあるみそ汁とは一味違った美味しさに仕上がっています。

ひきわり納豆は、粒納豆に比べてビタミンKの含有量が多いのが特長で、骨密度アップに期待ができます。また皮が取り除かれているため、消化吸収も早く小さな子どもからご年配の方まで誰もが食べやすい食材です。ご飯と一緒に食べがちな納豆を、汁物にして食べてみてはいかがでしょうか。

その9:つるっと食べやすい「もずくスープ」

必要な材料…生もずく、生姜、水、和風だしの素、酒、醤油小ねぎ、生もずく、ミニトマト、生姜、溶き卵、水、鶏がらスープの素、酢、醤油

調理時間の目安…20分

ダイエット効果におすすめと言われている生もずくを使った一品です。生姜入りなので、寒い冬に飲めば身体もぽかぽかに温まるでしょう。

生もずくに含まれる食物繊維は、血糖値の急激な上昇を抑える働きがあったり、お腹の中で膨れて満腹感を得られる効果があったり、肥満予防に効果的と言われています。もう少し食べたいけど、太りたくないという気持ちをお持ちの方、ぜひもずくスープを組み合わせてみましょう。

その10:ゴマの香りが食欲をそそる「胡麻みそスープ」

必要な材料…豚こま切れ肉、玉ねぎ、白菜、人参、エリンギ、ニンニク、ごま油、水、牛乳、塩、鶏ガラスープの素、味噌、練りごま、白ごま

調理時間の目安…25分

長崎ちゃんぽんのような具材たっぷりのスープ。野菜が足りないなと感じている人に食べていただきたい一品です。

すりごまを使うことで、ごまの風味を存分に生かしているのはもちろん、ごまに含まれる成分(セサミン)を効率よく体内に吸収することができます。セサミンは肌の老化防止や疲労回復効果に期待ができると言われる栄養素です。

その11:体がぽかぽか温まる「春雨スープ」

必要な材料…鶏むね、長ネギ(白い部分)、椎茸、生姜、プチトマト、ほうれん草、春雨、水、塩、酒、みりん、薄口醤油、ごま油

調理時間の目安…30分

鶏肉の出汁がしっかり効いた具沢山で食べ応えばっちりの春雨スープです。ネギトロ丼だけでは足りない野菜類がたっぷり入っているので、足りないビタミンやミネラルをしっかり摂ることができます。

鶏肉をスープにすることで、コラーゲンをしっかり身体に取り込むことができるため、疲労回復や美肌効果も期待できるでしょう。モリモリ食べて、健康で美しい身体を手に入れましょう。

もう一品付け足したいときの主菜4選

その12:2種類のたれが美味しい「豚しゃぶ」

必要な材料…豚肉、酒、砂糖長ねぎ、ポン酢、ごま油、水、鶏がらスープの素、おろしにんにく、白いりごま、白練りごま、めんつゆ、マヨネーズ、水、砂糖

調理時間の目安…15分

固くてぱさぱさになりやすい豚しゃぶですが、今回紹介するレシピは、しっとり柔らかく仕上げるポイントも記載されているため、誰でも美味しい豚しゃぶを作ることができるでしょう。

ごまだれとねぎだれの2種類をご用意。それぞれの味を存分に楽しむことができます。このたれは豚しゃぶ以外に、そうめんやサラダにも応用可能ですので、ぜひ身に付けておきたいですね。

その13:とってもやわらか「鶏むねチャーシュー」

必要な材料…鶏むね肉、柚子、長ねぎ、生姜(すりおろし)、しょうゆ麹、みりん、砂糖

調理時間の目安…25分

たれに漬けて、オーブンで焼くだけで完成する、しっとり柔らかくて美味しい鶏むねチャーシュー。さっぱりとしたネギトロ丼と一緒に、ガツンと味の浸みたチャーシューを組み合わせてみてはいかがでしょうか。

鶏むね肉を使うことで、低脂質・高たんぱく質の献立に早変わり。食べ応えばっちりでヘルシーな一品としておすすめです。柚子とねぎの風味がさらに食欲がそそられるでしょう。おつまみとしても人気です。

その14:炭酸水が決めて「かりかり海鮮チヂミ」

必要な材料…シーフードミックス、にら、にんじん、薄力粉、片栗粉、塩、和風顆粒だし、炭酸水、ごま油、ポン酢、ごま油、砂糖、しょうゆ

水の代わりに炭酸水を使うことで、カリカリ食感がたまらないチヂミを作ることができます。

ネギトロ丼だけでは足りない野菜類をたくさん入れて、レシピをアレンジしてみるのも良いでしょう。冷めてもかりっとした食感は維持されるので、お弁当や常備菜としても活躍する一品です。材料を混ぜて焼くだけで作れる簡単レシピなのでぜひ一度お試しください!

その15:ふんわり「だし巻き玉子」

必要な材料…たまご、だし汁、薄口しょうゆ、みりん、砂糖、片栗粉、

調理時間の目安…5分

簡単だけどみんな大好きなだし巻き玉子。ふんわり上手に焼けるレシピをご紹介します。

失敗しやすい原因としては、水の配分にあると思われます。今回紹介するレシピの比率をしっかり覚えておくことで、失敗知らずのだし巻き玉子を作ることができるでしょう。ちょっと一品欲しいなと感じたときにさっと作れると便利な一品です。彩りも良いため、お弁当などにも活用できます。

enjoy cooking!

汁物やおかずを追加して、健康を意識したボリュームたっぷりの食事をお楽しみください!

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今回はネギトロ丼にもう一品欲しい時に役立つレシピを15品ご紹介しました。栄養バランスやご希望のボリュームに合わせて選んでいただけたらお思います。また、他の食材と組み合わせることで応用できるレシピも多数ありますので、ぜひ挑戦していただけたらと思います。

美味しくて笑顔いっぱいの食卓を目指していきましょう!

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