
料理人hiroです。今回は基本のちくわの磯辺揚げのレシピをご紹介します。仕上がりに衣が剥がれたりベチャついてしまいがちですが、冷水を使った衣で凹んでいる部分を上にして揚げることがポイントとなります。揚げたては磯の香りとサクッとした食感を楽しめる立派なおつまみになりますね。早速作っていきましょう。
ちくわの磯辺揚げの材料(4人分)

具材
ちくわ | 10本(200g) | |
大葉 | 4枚 |
調味料
青のり | 大さじ1 | |
薄力粉 | 50g | |
氷水 | 80g | |
揚げ油 | 適量 |
ちくわの磯辺揚げの作り方
今回のレシピのポイント
揚げ粉には冷水を使用。先に凹んでいる部分を上にしてさっくりと揚げます。油をしっかり切り、天紙の上に盛り付けてベチャつき防止です。

さっくりと揚げるには冷水一択!
揚げ粉に氷が入った冷水を加えると、サクッとした衣に仕上がります。冷水を80g計量するとバランスの良い揚げ粉となりますよ。

冷水を計量したら、しっかりと混ぜ合わせる必要はなく、粉っ気が残る程度でOKです。混ぜすぎると粘り気が出てしまい、衣がサクッと揚がりにくくなってしまいます。

丁寧に揚げる2つのコツ
揚げるときは、ひとつずつ間隔を開けて揚げていきます。一気に大量を揚げようとすると衣同士がくっついて離れなくなり、油の温度が一気に下がってベチャついてしまう結果となるので、少量を回数分けて揚げるようにします。

もうひとつは、ちくわの凹んだ部分を上にして揚げると衣が流れにくく、しっかりとまとわりつきます。衣に色が付いたら表裏を返していく流れです。
揚げ物は「時間がかかる」もの

揚げ物は総じて時間がかかるものです。そういうものだと先に分かっていたら気持ちに余裕をもって、焦らずに丁寧に揚げていくのが一番の近道ですね。ちくわの磯辺揚げは揚げ時間は少ない方ですが、回数を分けて揚げる必要があります。磯の香りとサクッとした食感がたまらない一品で、必要であれば軽く振り塩するとより美味しく食べられます。お弁当のおかずや、おつまみに是非!
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。