
洋食歴20年の料理人hiroです。今回は鶏もも肉と青梗菜を使って、リッチな味わいが楽しめるXO醬で炒めものを作ります。XO醬は香港発の旨味調味料で、常備しておくととても便利!以前ご紹介した炒飯でもワンランク上の味となります。肉・野菜とバランスよく取れてボリューム満点です!早速作っていきましょう。
鶏もも肉と青梗菜のXO醬炒めの材料(2人分)

具材
鶏もも肉 | 1枚(250g) | |
玉ねぎ | 1/2個 | |
カットぶなしめじ | 1パック | |
ニンニク | 2片 | |
青梗菜 | 1パック |
調味料
塩 | 少々 | |
黒胡椒 | 少々 | |
ごま油 | 大さじ1 | |
XO醤 | 大さじ1 | |
酒 | 大さじ2 | |
濃口醤油 | 大さじ1 |
鶏もも肉と青梗菜のXO醬炒めの作り方

ニンニク2片は、細かくみじん切りにしておきましょう。

青梗菜1パック(2株)分は、葉の1枚1枚を根から外します。まとめて4cm幅にザクザクとざく切りにしておきましょう。

鶏もも肉1枚(250g)は、軟骨を掃除して1/12にぶつ切りにします。 食品衛生上の問題で、野菜のまな板と肉用のまな板は使い分けることをオススメします。肉を切り終わった後は、まな板、包丁を洗剤で丁寧に洗って、乾燥させておきましょう。また、しっかりと手を洗うようにしましょう。

鶏もも肉の肉の面に、軽く塩と黒胡椒をふり、下味をつけます。弱火で5分ほど皮面を焼いていくと、じんわりと油分が出てきます。これは鶏が持つ鶏油(チーユ)で旨味となります。ゆっくりじっくり焼いていきましょう。

炒め絡ませることでワンランク上になるのがXO醬
XO醬はホタテやエビ、金華ハムや唐辛子をペースト状にした香港由来の高級調味料です。炒めて香りを立たせ、全体に絡めておくことでその良さがさらに引き立ち、ワンランク上の炒め物となります。
XO醬で肉料理も美味しく旨味をプラス!

XO醬はどんな調味料か先述しましたが、主に海鮮系に使うものですが、鶏もも肉のように淡白なお肉でも十分楽しめる万能調味料です。玉ねぎ、青梗菜、ぶなしめじと野菜を足した肉野菜炒めに、少し足すだけで奥行きのある普段とは違った味わいとなります。
使っている原料が高級なものだけに、少しお値段は張りますが、少量でも常備しておくとレパートリーが広がりますね。ボリューム満点のこのレシピ、是非作ってみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。