こんにちは、料理研究家の原田佐知子です。イタリアンの定番「ケッカソース」は、トマトやバジル、オリーブオイルを使ったとてもシンプルなソース。色鮮やかなソースを添えるだけでお料理が急に華やかになります。今回はこのソースを使って豚肉のソテーをおしゃれに仕上げます。それでは早速作っていきましょう!
ケッカソースでいただく豚肉のソテーの材料(2人分)
主な材料
豚肩ロースステーキ用 | 2枚 | |
塩 | 小さじ1/2 | |
こしょう | 少々 | |
小麦粉 | 大さじ1 | |
オリーブオイル | 大さじ2 |
ケッカソースの材料
ミニトマト | 8個 | |
にんにくすりおろし | 1/2かけ分 | |
塩 | 小さじ1/4 | |
オリーブオイル | 大さじ2 | |
バジルの葉 | 8枚 | |
こしょう | 少々 |
付けあわせ
ベビーリーフ |
ケッカソースでいただく豚肉のソテーの作り方
豚肉は調理する30分前に冷蔵庫から出します
豚肩ロースは調理する30分前に冷蔵庫から出して常温に戻しておきます。こうする事で肉の中まで温度が伝わりやすく、均一に火が通ります。冷たいまま焼き始めると中まで火が通りにくく、生焼けの原因になるのでご注意下さい。
5分ほど置くと、更に水分が出てきます。
華やかなケッカソースは色々活用出来る万能ソース
ミニトマトの「赤」とバジルの「綠」が華やかで、これだけでイタリアンな雰囲気になります。ケッカソースのケッカはには「おしゃべりな」と言う意味合いがあり、賑やかで楽しいイメージが名前の由来。定番は「トマト」と「バジル」を使うレシピですが、ビネガーやケイパー、ブラックオリーブのみじん切りをプラスするなど、色々アレンジして楽しめます。また、パスタソースとして、ブルスケッタの具材として、白身魚のソテーと合わせて、色々な楽しみ方が出来る万能ソース。冷蔵庫で2~3日保存可能です。
トマトの酸味とバジルの香りが爽やか!いつもの料理がおしゃれに仕上がりました
いつもはパッとしない豚肉のソテーも、こんな華やかなソースを添えるだけでおしゃれに仕上がりました。豚肉は小麦粉の衣のおかげで外はカリッと、中はジューシーな焼き上がりです。トマトの酸味とバジルの香りが、豚肉と相性抜群。トマトにはうま味成分がたっぷり入っているので、お料理全体の味をグッとアップさせてくれますよ。ケッカソースは加熱無しで作れる簡単ソースなので、毎日の食卓で是非活用して下さいね。
2010年より横浜にて料理教室「スタジオルーチェ」主宰。企業や地方自治体向けのレシピ開発、企業の食材とのタイアップレッスンを多数開催中。Webメディアに毎月レシピ掲載中。レシピのコンセプトは「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」