こんにちは!フードコーディネーターのtamaです。今回は基本のもやしナムルをご紹介します。ごま油や塩で適当に作ってみたものの、なんだか味がパッとしない、とお悩みの方のためにバッチリ味が決まるコツをお伝えしますよ。それでは早速つくっていきましょう!
もやしナムルの材料(2人分)
主な材料
もやし200g | 1袋 | |
カニカマ | 35g |
調味料
塩 | ふたつまみ | |
鶏ガラスープの素 | 小さじ1 | |
しょうゆ | 小さじ1/2 | |
砂糖 | 小さじ1 | |
酢 | 大さじ1/2 | |
ごま油 | 大さじ1 | |
白ごま | 大さじ1 |
もやしナムルの作り方
このレシピのポイント
もやしは水分をしっかり絞ることで味の染み込みが良くなります。また、プロの味に仕上がる調味料の黄金比と、調味料を加える順番にもコツがあるので解説していきますね。
もやしのひげ根を取ります。なかなか骨が折れる作業なので省くことも可能ですが、取ると取らないとでは口当たりが変わります。時間に余裕がある時や、おもてなしで出す時はぜひやって頂きたい一手間です。一本一本やっていると時間がかかりすぎるので、数本手に持って取っていくと早いですよ。
加熱後ラップをはずし、ザルにあげます。熱いうちに塩ふたつまみを入れ軽く和えましょう。下味をつけるとともに、脱水も促しますよ。そのまま粗熱を取るため少し置きます。
水分を抜いて美味しさアップ!
もやしが手で触れる程度の温度になったら、ザルにもやしをぎゅっと押し付けて余分な水分を抜きましょう。もやしはとても水分が多い野菜なので、そのままだと調味料の味が薄まり仕上がりがぼやけてしまいます。この一手間が美味しいナムル作りのためにとても大切です。
ごま油は最後に!
一度しっかり和えたら、ごま油を加えます。ごま油を先に入れると、油分がもやしをコーティングし他の調味料の味が馴染みにくくなる原因に。また、ごま油は冷たいほうが風味が立つので後に入れると覚えておきましょう。
続いて、白ごまを加えます。白ごまはボウルに入れる直前に指でこすり合わせながら入れると香りが良いですよ。
よく和えれば完成です!すぐ食べても良いですが、ぬるいので一度冷蔵庫で冷やすとより一層味が引き締まります。水分を抜いても時間が経つと更に水分が出てくるので、作ったその日に食べ切るようにしましょう。
箸が止まらない美味しさ!
もやし一本一本にしっかり味が馴染み、独り占めしてもりもり食べたくなる味!酢と砂糖が加わることにより、味が引き締まり、コクを感じます。今回はなるべくシンプルにしましたが、すりおろしにんにくを加えるとパンチが出てやみつきな味になりますし、黒胡椒や七味を加えるとお酒のおつまみになります。ぜひ色々アレンジしてお試しくださいね。
フードコーディネーター/料理家 元広告営業、飲食店立ち上げ〜運営歴10年。現在は2児の子育てをしながらレシピ開発やレシピコラム執筆等で活動中。安い、簡単、どこにでもある食材をキーワードに旬の食材を取り入れた簡単節約レシピを中心に紹介している。