こんにちは、料理研究家の原田佐知子です。エビとアボカドと言えば相性抜群の黄金コンビ。マヨネーズで和えるだけの簡単レシピも美味しいですが、ちょっとカロリーが気になりますね。今回はレモンやオリーブオイルを使ってとってもヘルシー、おもてなしにも使えるレシピをご紹介します。それでは早速作っていきましょう!
エビとアボカドのレモンチーズサラダの材料(2人分)
主な材料
エビ | 9~10尾 | |
重曹 | 小さじ2 | |
アボカド | 1個 | |
ミニトマト | 5~6個 |
調味料の材料
オリーブオイル | 大さじ2 | |
レモン汁 | 大さじ1 | |
塩 | 小さじ1/2 | |
こしょう | 適量 | |
粉チーズ | 大さじ1 |
エビとアボカドのレモンチーズサラダの作り方
続いて殻を取り除きます。こちらも指でつまんで剥がすように取り除いていきましょう。尻尾の部分も引っ張って取り除きます。
次に背わたを取り除きます。背中側に楊枝を刺して、背わたを引っかけるようにして引き抜きます。背わたは人間で言うと腸の部分になります。ジャリジャリとした嫌な食感が残ったり、生臭みの原因になるので必ず取り除きましょう。
背わたは背中側に切り込みを入れて取る事も出来る
楊枝で上手く取り除けない時は、包丁で切り込みを入れて取る方法もあります。背中を切り開くように包丁で切り込みを入れて、出てきた背わたを取り除きましょう。加熱すると切り込みを入れた部分が開いてしまいますが、この方法だと確実に背わたを取り除く事が出来ます。
重曹洗いでプリプリ食感
重曹にはタンパク質を固める作用があります。重曹で洗う事でエビの身が締まり、プリプリの食感に仕上げてくれます。また、重曹の粒子が細かい部分の汚れまで掻き出して綺麗にしてくれるので、一石二鳥の効果が期待出来ますよ。
包丁を抜いて両手でアボカドを掴み、ねじるようにぐるっと回して2つに分けましょう。
次に種を取り除きましょう。
包丁の刃元の尖った部分(あご)を種に刺し、ひねって種を取り除きます。手を切らないように注意して下さいね。上手く取れない場合は、大きめのスプーンを種と実の境目に差し込み、すくうようにして取り除いて下さい。
カットした面を下にしてまな板に置き、包丁で皮の一部に切り込みを入れます。その部分から皮をめくるように剥がしていきましょう。皮が固かったり分厚かったりするとむいている時に割れてしまう事もありますが、焦らず少しずつめくるようにして取り除いて下さい。
レモンとチーズの風味が爽やか!プリプリのエビとアボカドの美味しさが味わえます
レモンの爽やかな酸味とチーズのコクが抜群の美味しさ。エビとアボカドの美味しさを引き立ててくれます。重曹で洗ったエビはプリプリ食感、ねっとりとしたアボカドとの食感の違いも楽しめます。ミニトマトが入る事で彩りがとても華やかになりました。
マヨネーズで和える簡単レシピもいいけれど、オリーブオイルやレモンでさっぱりと仕上げる事で、ひと味違った美味しさが楽しめます。おもてなしに、ワインのお供に、色々楽しんで下さいね。
2010年より横浜にて料理教室「スタジオルーチェ」主宰。企業や地方自治体向けのレシピ開発、企業の食材とのタイアップレッスンを多数開催中。Webメディアに毎月レシピ掲載中。レシピのコンセプトは「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」