こんにちは!フードコーディネーターのtamaです。今回は基本のだし巻きたまごの作り方をご紹介します。水分の加減が難しいだし巻きたまごですが、巻きやすく尚且つふわっと仕上がる黄金比をお伝えしますよ。それでは早速つくっていきましょう!
基本のだし巻きたまごの材料(2人分)
具材
たまご | 3個 |
調味料
だし汁 | 大さじ3 | |
薄口しょうゆ | 小さじ1 | |
みりん | 小さじ1 | |
砂糖 | 小さじ1/2 |
その他
片栗粉 | 小さじ1/2 | |
油香りのないもの | 適量 |
基本のだし巻きたまごの作り方
今回のレシピのポイント
だし巻きたまごといえば、なんといっても「上手く巻けない」とお悩みの方が多いのではないでしょうか。巻きやすさとふんわり感の両方を叶える水分量の黄金比に加え、初心者の方でも上手く巻ける裏技やコツを詳しくご説明します。
菜箸を使って、泡立てずに白身を切るように混ぜます。混ぜすぎると卵液のコシが無くなりふんわりとした卵らしさが失われてしまいます。黄身と白身がしっかり混ざる程度で大丈夫です。
だし汁の中に、みりん、砂糖、薄口しょうゆを加えます。意外と手に入りづらい薄口しょうゆですが、きれいな黄色いだし巻きたまごを作りたい時にはやはり薄口がおすすめです。 やむを得ず濃口しょうゆを使用する場合はしょうゆを小さじ1/2に減らし、塩をひとつまみ加えると良いでしょう。
だし汁の中に、さらに片栗粉も加えましょう。
メリットいっぱい!片栗粉の効果
片栗粉を入れることで、1.卵が巻きやすくなる 2.冷めてもふわふわを保つ 3.時間が経っても卵から水分が出にくい、と三重のメリットがあります。特にお弁当に入れる場合、水分は大敵になるので片栗粉を加えましょう。ダマになりやすいのでよくかき混ぜてください。
上記の合わせ調味料を卵液に加えて、さっと混ぜ合わせます。
お玉一杯程度の卵液を流し込みます。
卵焼き器を傾け、すぐに全体に広げましょう。
液体状の部分が無くなり全体が固まったら、奥から手前にくるくると巻いていきます。
巻き終えたら卵を奥にずらしましょう。
そしてまた同じように卵液をお玉一杯分流し込みます。奥の巻き終えた卵を少し浮かせ、卵液を卵の下にもしっかりと流します。固まったらまた奥から手前に巻いて、巻き終えたらまた奥にずらして新しい卵液を入れて、と繰り返していきます。
こまめに油を足してくっつき防止!
キッチンペーパーなどに油を含ませ、巻き終わるたびに卵焼き器に油を薄く引きましょう。何度も巻いているうちに初めに引いた油が無くなりくっつきやすくなるのを防ぎます。卵の塊が残っていたりすると焦げや巻きにくさの原因となるので汚れも一緒にさっと拭き取ることもできます。
時間が無いと早く済ませたくなりつい一度に大量の卵液を入れたくなるかもしれませんが、薄い卵を何層も作ることにより、空気が入りふんわりとしただし巻きたまごになります。お玉1杯と決めると覚えやすいですよ。
卵焼き器からだし巻きたまごを取り出し、巻きすの上に乗せます。
巻きすでだし巻きたまごを温かいうちに包み、そのまま粗熱を取ります。
粗熱が取れ、食べやすい大きさに切れば完成です!
ふんわり、じゅわっと、しみじみ美味しい
ふんわりとしただし巻きたまごは一口食べるとじゅわっと出汁の甘みを感じ、しみじみとした美味しさです。早速お弁当に入れてみたところ、時間が経っても水分が出てくることはなく、ふんわり感も持続していました。お家で食べる場合は大根おろしなどを添えて、ぜひ温かい出来立てをお楽しみください!
フードコーディネーター/料理家 元広告営業、飲食店立ち上げ〜運営歴10年。現在は2児の子育てをしながらレシピ開発やレシピコラム執筆等で活動中。安い、簡単、どこにでもある食材をキーワードに旬の食材を取り入れた簡単節約レシピを中心に紹介している。