料理人hiroです。今回は基本のほうれん草の胡麻和えのレシピをご紹介します。ほうれん草が水っぽく、和えた時にボロボロになりがちですが、食感を残すようサッとボイル後に冷水に浸け、水気を丁寧にしぼることが上手に作るポイントです。あとは胡麻の香りが立った和え衣とサッとあえるだけ。早速作っていきましょう。
ほうれん草の胡麻和えの材料(2人分)
具材
ほうれん草 | 1束 | |
塩 | 適量 |
調味料
白ごま | 大さじ2 | |
上白糖 | 大さじ1.5 | |
みりん | 大さじ1 | |
濃口醤油 | 大さじ1 |
ほうれん草の胡麻和えの作り方(1分動画で早回し解説)
ほうれん草の胡麻和えの作り方
今回のレシピのポイント
ほうれん草を塩でボイルして、氷水で冷まし、色と食感を良くします。和え衣で和える際には水気を丁寧にしぼることが大切です。
ほうれん草は事前に丁寧に水洗いし、大きめのバットで水に浸しておくと、細かい汚れが取れてシャキッとなります。茹でるときは、事前に氷水を準備。中火の状態で沸騰している中に、根本の部分だけを浸し、20秒ほど数えます。
食感を残すようにサッとボイルすることを意識!
根本部分をボイルしたら、今度は葉の部分を寝かせるように茹でていきます。トータルで1分ほどサッと茹でる程度でOK。食感を残すためです。ボイルオーバーしてしまうと、ほうれん草はグズグスになってしまい、せっかくの色も抜けてしまいます。サッと茹でることを意識しましょう。
茹で上がったらすぐに氷水につけます。3分ほど浸して、完全に冷まします。それ以上浸けてしまうと、今度はほうれん草の栄養分が流れ出てしまうので注意が必要です。
キッチンペーパーで巻いて、冷蔵庫で休ませると◎
キッチンペーパーをクルッと巻いてさらに自然と水気を取ります。和え衣が出来るまで冷蔵庫で休ませておくと、色も落ち着き、発色がキレイなほうれん草に仕上がりますよ♪
粗くでも、細かくでもお好みのすりごまでOK。すっているだけでも、白ごまの良い香りが漂います。
上白糖を大さじ1.5、みりんと濃口醤油を各大さじ1加えて混ぜたものが今回の和え衣となります。しっかりと混ぜ合わせましょう。
すりたてだからこそ、胡麻の香りが立つ!
白ごまを直前にすることで、良い香りが立つことが鼻でもわかるほどです。そこに調味料を加えて和え衣にしても、その香りは持続できます。市販のすりごまでも代用できますが、袋を開け立てならまだしも、時間が経った古いものは酸化して、香りを感じないこともしばしば。より香りを立たせるには直前にすり鉢でする方が良いでしょう。また、時間があったら白ごまをフライパンで空炒りして、より香りを出すことも可能です。
和え衣が、ほうれん草の甘味を引き立てます!
和え衣に足したみりんは、和え衣にするとアルコール分もあって風味よく仕上がり保存性が増します。ほうれん草がより美味しく感じられます。もし、お子様がいてアルコール分が気になる…という場合は出汁に変えるか、煮切りみりんにすると良いでしょう。お弁当にあると嬉しい定番の副菜ですね。彩りを添えてくれます。ポイントを押さえた上で、いつもと違ったほうれん草の胡麻和えを楽しんでみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。