洋食歴20年の料理人hiroです。今回は鶏と野菜たっぷりの玉子焼きです。パウンド型を使ってオーブンで焼き上げます。これに、ご飯と味噌汁で完結できるくらいのボリュームで、食べた瞬間、口の中に風味豊かな出汁が広がります。作り置きが出来、お弁当のおかずにも最適です。それでは早速作っていきましょう。
千草焼きの材料(4人分)
具材
玉子Mサイズ | 5個 | |
長ネギ | 1/4本 | |
椎茸 | 2個 | |
人参 | 1/4本 | |
大葉 | 5枚 | |
九条ネギ | 1本分 | |
スナップエンドウ | 6本 | |
鶏ひき肉 | 100g |
調味料A
塩 | 適量 | |
和風顆粒出汁 | 小さじ1 | |
薄口醤油 | 大さじ0.5 | |
みりん | 大さじ0.5 | |
水 | 80g |
調味料B
塩 | 少々 | |
上白糖 | 小さじ1 | |
濃口醤油 | 大さじ0.5 | |
みりん | 大さじ1 |
千草焼きの作り方(1分動画で早回し解説)
千草焼きの作り方
塩、和風顆粒出汁、みりん、薄口醤油、水です。薄口醤油は醤油の味と丸い塩味、そして食材の色を生かしてくれる調味料です。少量でも常備しておきたい調味料です。
フォークなど使ってしっかりと混ぜておきましょう。この中に具材をどんどん入れていくので、大きめのボウルを使った方が作業しやすいです。
長ネギは厚さ2mmほどで斜めにスライスします。こちらもボウルの中へ。
九条ネギも厚さ2mmの斜めにカットしていきます。ボウルの中へ。
スナップエンドウは厚さ2mmに斜めにスライスします。ボウルにどんどん加えていきましょう。
椎茸は傘、軸、石づきに分かれます。石づきは除去する必要がありますが、軸は立派な具となります。傘と共に2mm幅にスライスしておきましょう。こちらもボウルの中へ。
大葉はまとめて1cm角に。ボウルの中に入れておきましょう。
卵液の中身はこのようになりました
卵液には風味の良い具材たちが入りました。これにさらに味付けした鶏挽肉が加わります。大きめのボウルを用意する理由はここにあります。しっかりと混ぜ合わせておきましょう。
炒まってほぐれたところに、調味料Bを加えていきます。塩、上白糖、酒、濃口醤油です。全体に行き渡ったら、火を止めて…
鶏ひき肉と卵液を混ぜよう
卵液が入ったボウルの中へ。しっかりと混ぜ合わせます。この時にオーブンを180度に予熱しておきます。
断面が綺麗な色に仕上がります
切り分けると、上部の卵の焼き色のほかに、断面の色も楽しめる仕上がりとなっています。香りの良い野菜と鶏の出汁が染み込んだ玉子焼きです。冷まして食べるものなので、お弁当のおかずにも最適です。今回の具材の他にも、ひじきや枝豆、三つ葉などを加えても面白いですよ。オーブンで手軽に出来る「千草焼き」、是非とも食のレパートリーに加えてみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。