洋食歴20年の料理人hiroです。肉厚の椎茸をスーパーで見かけることありますよね。これをシンプルにステーキにしてみませんか?丸ごと焼くのでそれだけで贅沢。キャンプ飯にも良いくらいのシンプルさです。ポイントは椎茸の刻み方と火入れ、醤油ベースの味付け。手軽にできる贅沢もの!早速作っていきましょう。
生しいたけのステーキの材料(2人前)
具材
生しいたけ | 6個 | |
大葉 | 2枚 |
調味料
米油 | 大さじ3 | |
塩 | 少々 | |
黒胡椒 | 適量 | |
酒 | 大さじ1.5 | |
濃口醤油 | 大さじ1 | |
無塩バター | 10g |
付けあわせ
カットトマトと、マヨネーズ |
生しいたけのステーキの作り方(1分動画で早回し解説)
生しいたけのステーキの作り方
椎茸の傘の表部分のみに2mmほどの深さの切り込みを格子状に入れていきます。
格子状に「隠し包丁」です!
傘の表面に一定の幅で格子状に切り込みを加えることで、火の通りが良くなり、短時間の調理で済みます。全ての椎茸に切り込みを入れましょう。これを調理用後で「隠し包丁」と言います。ひとつの調理テクニックです。
蓋をして3分タイマーをかけて、蒸し焼きにします。必ず弱火であることを確認するようにしましょう。
バターは最後に!
今回のステーキの決め手となる無塩バターをここで加えます。初めからバターを使うと焦げてしまうだけなので、最後に加えるのがベストですね。
バターが溶けたら火を止めて完成となります。椎茸もそうですが、焦がさないように丁寧に焼くよう心がけるようにしましょう。お皿に大葉を敷き、その上に椎茸を盛り付けていきましょう。
もっと肉厚の椎茸だって焼けます!
今回の椎茸は通常サイズより少し大きめのサイズですが、世の中にはもっと大きな椎茸が存在します。これも隠し包丁を両面に施したり、フタをして蒸し焼きにするときに、水を加え長めに焼くことで火が入ります。椎茸の大きさや厚さによって調理方法を変えれば、歯応えあってジューシーな椎茸のステーキとなります。丸ごと味わう贅沢感!これはキャンプでのバーベキューでも楽しめるものなので、是非とも食のレパートリーに加えてみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。