洋食歴20年の料理人hiroです。新生姜の旬は夏。その時期に仕込んでおきたいオススメのごはんのおともをご紹介。刻む→塩→ボイル→煮るの4行程でカンタンにできる佃煮です。ごはんの上に乗せて食べるだけで十分満足感を得られます。細かく刻んでおにぎりの具にするのも◎です。それでは早速作っていきましょう。
新生姜の佃煮の材料(10人分)
具材
新生姜 | 300g | |
鰹節 | 15g | |
白ごま | 大さじ2 |
調味料
塩 | 小さじ2 | |
酒 | 50cc | |
みりん | 50cc | |
濃口醤油 | 50cc | |
三温糖 | 50g |
新生姜の佃煮の作り方
新生姜は夏バテ対策にうってつけの食材!
新生姜は夏にスーパーの店頭に並びますね。6〜8月によく見られます。普通の生姜と違って水分が多く、辛味が少ないです。全体的に色は白っぽく、先がピンク色なのも特徴です。
疲労回復、食欲増進といった夏バテ解消には最適!辛味成分は殺菌作用もあり、加熱すると体をポカポカにして、新陳代謝を促します。
味を入れるために「塩もみ」必須!
塩をまぶすことで、水分を吐き出し、新生姜全体に味の入りが良くなります。また消毒効果もあるので日持ちにも繋がるんですね。塩もみは必須事項です。
10分タイマーをかけて中火でボイルです。新生姜の辛さがマイルドになり、味がさらに入りやすくなります。10分経ったら、ザルにあけて水気を切っておきましょう。
弱火で5分ほど焦がさないよう炒っていくと香りが立ちます。またパラパラとパウダー状にもなります。お好み焼きなど作るときに便利に使えますので「炒る」作業を覚えておきましょう。炒った鰹節は器にとっておきましょう。
中火で7〜8分煮ていくと、新生姜に味が入っていきます。煮汁が少なくなっていくのが分かります。
ごはんのおともにベストマッチです!
新生姜の佃煮は、一度ごはんの上に乗せて食べてみて下さい。ふんわりとした新生姜の辛味と、おかかの甘みがふりかけ感覚となり、どんどんすすむこと請け合いです。時間がないときにはこれだけで事足りるくらいですよ。細かく刻んでおにぎりの具にするのもオススメです。
佃煮なので立派な保存食!冷蔵庫保存で1週間は日持ちしますので、新生姜を大量消費するにはとても便利です。カンタンですので、是非とも食のレパートリーに加えてみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。