料理人hiroです。今回は基本の大根と豚肉の煮物のレシピをご紹介します。煮崩れして味シミしない状態になりがちですが、お米の研ぎ汁で下茹で後、煮て休ませることがポイントです。形がしっかりと残って味シミ大根を味わえます。煮物なので作り置きに便利!冷蔵庫で3〜4日日持ちしますよ♪早速作っていきましょう。
大根と豚肉の煮物の材料(4人前)
具材
大根 | 1/2本 | |
豚こま切れ肉 | 200g | |
生姜 | 20g |
調味料A
お米の研ぎ汁 | 1.5Lほど |
調味料B
ごま油 | 小さじ1 | |
水 | 600ml | |
出汁パック | 1包 | |
上白糖 | 大さじ2.5 | |
濃口醤油 | 大さじ2.5 |
付けあわせ
大根の葉 |
大根と豚肉の煮物の作り方
今回のレシピのポイント
お米の研ぎ汁を使って下茹でし、豚肉と出汁で煮ていきます。休ませることで味がどんどん含んでいき味シミの大根に仕上がりますよ♪
生姜20gは細切りに。
皮を剥いた大根1/2本は1.5cm幅に輪切り後、さらに半分にして半月切りにしておきましょう。
効率的に仕事してくれる「お米の研ぎ汁」
お米の研ぎ汁は、大根を柔らかくしてくれるだけでなく、茹でるだけで効率的にアク抜きをし、さらには大根の持つ上質な甘みを引き出してくれます。覚えていて損はない下茹で方法です。
鍋を火にかけ、大根を下茹でしましょう。
沸騰したら弱中火で大根を茹でていきます。タイマーを15分かけておきます。
水洗いしてヌメリとニオイ取り
15分経つと大根が白っぽくなっています。火から外して流水し、研ぎ汁が持つヌメリとニオイを丁寧に水で洗い流します。
丁寧に洗い流した大根はペーパーにとって水気をとっておきます。 ここまでが「大根の下茹で」です。
生姜がしんなりとしたら、豚肉を加えてさらに炒めていきます。
豚肉は8割程度炒めるくらいで良いでしょう。
上白糖と濃口醤油を各大さじ2.5加え、ひと煮立ちさせます。
強火にかけて再沸騰させましょう。
煮物は冷ます時に味が入る
煮物は火にかけて煮ている時よりも、冷ましている時が味が入りやすくなります。「寝かせる」という表現を使いますね。
カレーでもそうですが、30分でも1時間でも常温で寝かせた方が美味しい状態で楽しむことができます。
煮汁は保存に必要なアイテムです!
今回のようなタイプの煮物は、煮汁に浸しておけば冷蔵庫保存で3〜4日持って作り置きすることができます。大根を大量消費したい時にピッタリですね。煮汁は保存に必要になるものなので、先にある程度確保しておいた方が良いです。半分をその日のうちに食べて、もう半分を何日か寝かせた後に楽しめるよう食べ比べするのも良いですね。
味シミな大根と豚肉の煮物、是非とも下茹でから作ってみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。