こんにちは、料理研究家の原田佐知子です。皆さん「生クリーム」と「お酢」の相性が良いってご存じですか?実はイタリアンでは定番の使い方。生クリームにお酢の爽やかな酸味をプラスする事で、最後まで飽きずにさっぱり食べられます。今回はソースを活用したチキン料理をご紹介。それでは早速作っていきましょう!
チキンと野菜のビネガークリームソースの材料(2人分)
材料一覧
じゃがいも | 1個(100gくらい) | |
ブロッコリー | 100gくらい | |
鶏もも皮は取り除く | 200g | |
にんにく | 1かけ | |
オリーブオイル | 大さじ1 | |
白ワイン | 50ml | |
生クリーム動物性で脂肪分47% | 100ml | |
白ワインビネガー | 10ml | |
バター | 10g | |
塩 | 小さじ1/4 | |
こしょう | 少々 |
チキンと野菜のビネガークリームソースの作り方
ラップとキッチンペーパーを取り、皮をむいてひと口大にカットします。
時間があれば茹でる方がおすすめです
レンジで加熱するとあっという間に下処理が完了するので便利ですが、本当はゆっくり茹でた方がじゃがいも本来の甘みが増すのでおすすめです。ミルクパンなど小さめの鍋に皮つきのままじゃがいもを入れ、しっかり被るくらいの水を入れます。蓋をして中火で熱し、沸騰したら弱火にして20~25分茹でれば完成。ゆっくり加熱する事ででんぷん質が糖に変わり、甘みがグッと強く出てきます。時間のある時に是非試してみて下さい。
ブロッコリーは軸に切り込みを入れて裂きましょう
ブロッコリーを切り分ける時に房(つぼみ)の部分に包丁をザクッと入れると、ボロボロっとつぼみが取れてしまいますよね。そこで切り分け方にひと工夫。太い軸から切り分けた後、それぞれの房の軸の部分に包丁で切り込みを入れて裂くようにすると、ロスなく綺麗に分けられます。ちなみに太い軸の部分は、固い皮を切り取ってサッと茹でると美味しく召し上がれますよ。
酸味の効いた軽やかなクリームソースを楽しんで
白ワインビネガーの酸味が効いたクリームソースは、食べ飽きる事の無い絶妙な美味しさ。クリーム系独特のくどい感じ無く、最後まで美味しく楽しめます。また、チキンのうま味がクリームソースに溶け込んで美味しさ倍増。この一品でお肉も野菜もたっぷり食べられるので、あとはパンや簡単なスープを添えればバッチリです。フライパンひとつで作れてとっても簡単、是非お試し下さいね。
2010年より横浜にて料理教室「スタジオルーチェ」主宰。企業や地方自治体向けのレシピ開発、企業の食材とのタイアップレッスンを多数開催中。Webメディアに毎月レシピ掲載中。レシピのコンセプトは「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」