洋食歴20年の料理人hiroです。今回は釜揚げしらすと万願寺唐辛子を使ったオススメレシピです。万願寺は唐辛子といっても炒めるとさほど辛くもなく、むしろ甘いのが特徴。同じ唐辛子の仲間である赤パプリカも一緒に合わせていきます。味付けはシンプルで、作り置きに便利です。それでは早速作っていきましょう。
じゃこ万願寺炒めの材料(2人前)
具材
釜揚げしらす | 40g | |
玉ネギ | 1/2個 | |
赤パプリカ | 1/2個 | |
緑万願寺唐辛子 | 8本 |
調味料
ごま油 | 大さじ2 | |
みりん | 大さじ2 | |
薄口醤油 | 大さじ1 | |
白ごま | お好みで |
じゃこ万願寺炒めの作り方(1分動画で早回し解説)
じゃこ万願寺炒めの作り方
赤パプリカ1/2個分はタネを取り除き、中のワタの部分を除去します。縦に8つにカットした後、1つを斜めに包丁を入れて半分に。1/16カットにしておきましょう。
万願寺はヘタの部分と種の部分もおいしくいただけます。斜めに4つ、長ければ5つにカットしておきましょう。緑だけでなく、赤い万願寺もあります。 本当だったら、赤万願寺でレシピ書きしようと考えていたのですが、赤はなかなかお店に置いていなくて買えなかったので、赤パプリカで代用しレシピにしたという後日談があります笑
香ばしく炒めるほど甘さが出るのが万願寺の特徴!
ジャッジャッと炒めていくことで万願寺が持つ甘さが際立ってきます。同じ仲間のししとうとは随分と違った印象で、辛味というより甘味が出て、緑ピーマンに近い印象があります。3分ほど炒めて次の工程に進みましょう。
京野菜は食のレパートリーを広げてくれます!
京都に住んで10年目となる私ですが、京野菜はとても刺激になります。今までご紹介したもので九条ネギも京野菜のひとつ。万願寺が店頭に並ぶと、この時期が来た!と季節感があります。
使う材料や調味料も少なく簡単にできる炒め物が「じゃこ万願寺炒め」。作り置きに便利で、お弁当のおかずに入れるとカラフルになりますね。お酒のおつまみにも◎ですよ。是非とも万願寺唐辛子を見つけたら、今回のレシピをお試し下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。