こんにちは、筋肉料理研究家Ryotaです。ボクは毎日筋トレをしながらお料理をして、コンテストに出場しながらボディメイクしています。今回作るのは基本の「野菜炒め」。切って炒めるだけの簡単メニューですが、おいしく作るためにはいくつかポイントを押さえておく必要があります。では、作り方をご紹介します!
基本の野菜炒めの材料(2~3人分)
具材
キャベツ | 約150g | |
もやし | 100g | |
玉ねぎ | 1/4個(約80g) | |
ピーマン | 2個(約60g) | |
にんじん | 1/3本(約40g) | |
豚こま切れ肉 | 約120g | |
サラダ油 | 大さじ1/2 | |
塩コショウ | 少々 |
調味料
料理酒 | 大さじ1 | |
オイスターソース | 大さじ1 | |
しょうゆ | 大さじ1 | |
鶏ガラスープの素 | 小さじ1 | |
おろしにんにく | 小さじ1 | |
片栗粉 | 小さじ1 |
基本の野菜炒めの作り方
今回のレシピのポイント
野菜炒めをおいしく仕上げるポイントは大きく分けて「色・切り方・火力」の3つ。ちょっとしたコツを押さえておくだけで、お店のようにシャキシャキ食感で、彩りも鮮やかな野菜炒めを作ることができます。
炒めると水分の出やすいキャベツですが、大きめに切っておくとシャキッとした食感を残して調理することができます。
玉ねぎは加熱すると甘みが増すので、少量でもあると野菜炒めがより風味豊かに仕上がります。
こちらは果肉がしっかりしていて加熱しても形が残りやすいので、キャベツよりも一回り小さめに切っておきましょう。
仕上がりの色合いを意識する!
野菜炒めの具材に特に決まりはありませんが、キャベツや玉ねぎ、もやしなど、いわゆる淡色野菜だけで炒め物を作ると、見た目がのっぺりしてしまいがち。
それを防ぐためにも仕上がりの色合いを意識して、ピーマンやにんじんなどの緑黄色野菜を具材にプラスしてみましょう。
具材を揃えるのが面倒なときは、刻みネギや糸唐辛子などのトッピングを利用するのもおすすめですよ。
にんじんは炒めることでオレンジがより鮮やかに仕上がるので、少量あると野菜炒めをより彩り鮮やかに仕上げることができます。
野菜は切り方で食感も火の通り方も変わる!
野菜は大きく切れば食感が残りやすいですが、その分火は通りにくくなるので、作る料理や仕上げたい食感によって切り方を変える必要があります。
特に野菜炒めは下ごしらえが終わったらスピード勝負なので、火の通りやすさも意識しながら材料を切っていきましょう。
今回はオイスターソースをベースにした、スタンダードな中華風の味付けに。必ず混ぜておく必要はありませんが、いざ味付けするときになって慌てないよう、調味料は事前に用意しておきましょう。
フライパンはそのままで、今度はにんじんを強めの中火で炒めていきます。豚こま切れ肉から出た油をしっかり絡めていきましょう。
続けて、玉ねぎを加えて表面がしんなりするまで炒めていきます。
さらに、ピーマンを加えて炒めます。焦がさないように、手早く混ぜ炒めましょう。
ピーマンに油がなじんだら、キャベツを加え…
さらに、もやしを加えましょう。
豚こま切れ肉を戻し入れたら、キャベツともやしが軽くしんなりするまで混ぜ炒めます。
火が通りにくいものから強めの火力で手早く炒める!
野菜炒めで一番多い失敗といえば、「ベチャベチャになってしまった」ではないでしょうか。特に、今回使用したキャベツやもやしは長時間炒めていると調理中に水分が出てきて料理全体が水っぽくなってしまいます。
シャキシャキ食感の野菜炒めを作るためには、にんじんなどの火が通りにくい食材から順番に強めの火力で手早く炒めていきましょう。
塩コショウで味を調えたら、火から下ろします。
どんな組み合わせでも、ポイントを押さえればお店のような野菜炒めに!
今回はキャベツやもやしなどのスタンダードな具材を利用しましたが、季節の野菜やきのこなどをプラスして作る場合でも、「色・切り方・火力」といったポイントを押さえれば、お店のようなおいしい野菜炒めを作ることができます。
シンプルながらも奥深い野菜炒め、ぜひいろいろな組み合わせで作ってみてください!
学生時代運動経験ゼロ・病気で精神病院に入院するも筋トレとお料理で立ち直り、現在はパーソナルトレーナー・料理研究家として活動中。