こんにちは、料理研究家の原田佐知子です。春巻きを作った時に、皮が数枚余って困る事ってありませんか。そんな時におすすめなのが「春巻きの衣」活用法。細かく切って衣として使うと、ザクザクっとした食感がたまらない一品になります。今回はエビフライの衣として使ってみました。それでは早速作っていきましょう!
春巻きの皮リメイク!ザクザクエビフライの材料(2人分)
主な材料
エビ | 6尾 | |
塩 | 小さじ1/2 | |
こしょう | 適量 | |
春巻きの皮 | 5~6枚 |
バッター液の材料
卵 | 1/2個 | |
小麦粉 | 大さじ2 | |
水 | 大さじ2 |
その他材料
揚げ油 | 適量 |
ソースの材料
マヨネーズ | 大さじ1 | |
ケチャップ | 大さじ1 |
付けあわせ
ベビーリーフ |
春巻きの皮リメイク!ザクザクエビフライの作り方
次に殻を取ります。殻も指でつまんでむくように引っ張れば簡単に取れます。尻尾の部分は残して下さい。
エビの背中側に楊枝を刺してグッと引き抜くと、背わたが取れます。背わたは人間で言う腸の部分、残っていると生臭い原因になったりジャリッとした食感が残ったりするのでしっかり取り除いて下さい。
残した尻尾の内側には、汚れが残っている事があります。包丁の背を押し当てて、しごくようにすると中の汚れが出ます。尻尾の先を切り落として形を整えたら下処理終了、しっかり洗って水分を拭き取りましょう。
2エビに切り込みを入れて下味を付ける
エビのおなか側に3カ所くらい切り込みを入れます。下まで切り離さないように注意しながら作業して下さいね。切り込みを入れたら、エビをまっすぐに伸ばすように整えて下さい。
エビに塩こしょうで下味を付けておきましょう。
くるくるっと丸めて、端から1mm幅にカットしていきます。カットする時は少し固いと思うので、包丁をグッと押しつけながらカットして下さい。
あまり太くカットしてしまうと、食べる時に固すぎて食感が悪くなってしまいます。なるべく細切りにした方がザクザクなのにクリスピーな食感が楽しめるので、頑張ってカットして下さいね。全ての春巻きの皮で同じ作業をします。
ラップを巻きす替わりにして、くるくると丸めると綺麗に衣が付きます。
バッター液が見えている部分があると焦げる原因になります。衣をプラスして、バッター液が隠れるようにしっかり包み込んで下さい。
ラップに巻いたまま少し休ませる
春巻きの衣は剥がれやすいので、ラップに巻いたまま数分休ませると形が整います。また、ラップの上から軽く握るようにすると、エビと衣が更に密着しますよ。
春巻きの衣の食感が堪らない!ザクッと食感を楽しんで
春巻きの衣のザクッと食感が堪らない美味しさです。極細切りにしたので、歯切れ良くクリスピーなザクザク食感が楽しめます。見た目も華やかになるので、この衣のために春巻きの皮を買ってきても良いくらい嬉しい仕上がりです。
合わせるオーロラソースは少し甘めの優しい味なので、きっとお子さんも喜んで召し上がってくれるはず。ご飯のお供にも、お酒のお供にも、色々活躍しそうなエビフライです。
2010年より横浜にて料理教室「スタジオルーチェ」主宰。企業や地方自治体向けのレシピ開発、企業の食材とのタイアップレッスンを多数開催中。Webメディアに毎月レシピ掲載中。レシピのコンセプトは「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」