はんぺんメインのおかず！挟んで焼くだけ「はんぺんピカタ」のレシピ

1まずははんぺんを半分に切り、切れ込みを入れよう

はんぺんを対角線に斜めに切り分け、一辺を残して切れ込みを入れます。切り落としてもつくれますが、焼くとはんぺんは膨張するので、一辺残しておくと形が崩れにくくなり、仕上がりがきれいにできます。

切れ込み時は、はんぺんがやわらかいので、包丁をあまり大きく上下に動かさず、ゆっくり小幅に動かすのがコツです。

2チーズを半分に切ろう

チーズもはんぺんのように対角線に斜めに切ります。今回使用するチーズは、とろけるタイプです。スライスされたとろけるタイプのチーズはスーパーで手に入りやすいので使用しましたが、クリームチーズや薄切りにしたカマンベールチーズで代用しても、おいしくできます。

ただし、あまり厚めにせず、薄くすることでこのあとはんぺんに挟みやすく、加熱しやすいので、使うときに厚みを自分で調整してください。

3はんぺんに具材を挟もう

切れ込みを入れたはんぺんにチーズ、半分に折ったロースハムをはさみ、軽く押してはみ出ないようにします。チーズははんぺんの形に合うように置き、ハムは半分に折って使うことではみ出さずに使えます。

チーズ、ロースハムを挟んだものを計4個つくります。

4パセリを刻もう

パセリを洗い、余分な水分を拭き取ったら包丁で細かく刻みます。生パセリが無い場合は、ドライパセリでも可能です。

パセリは、卵と混ぜて衣にするので、細かく刻むことで焼いた時にはがれにくくなります。

5はんぺんに卵液を絡める

バットなど平らなものに卵、刻んだパセリを入れて菜箸で混ぜ合わせます。この時、卵の黄身を切るように混ぜます。今回はんぺん2枚に対し卵1個の使用ですが、たっぷりの卵衣にしたい場合は、卵を2個にし、パセリの量も倍にしてもできます。卵衣に厚みがでる分、少し焼き時間が長くなり、焦げないように気をつける必要があります。

はんぺんに薄力粉、卵液の順につけていきます。卵液は5面すべてにしっかりつけるようにします。特にパセリがしっかりついていると、仕上がり時もきれいに見えます。

6フライパンで焼く

フライパンにバターを入れ、弱火で溶かし、フライパン全体に行き渡るようにしたら卵液をつけたはんぺんを間隔を空けて並べ入れます。はんぺんは加熱すると膨らむので、隣同士がくっつかないようにして焼くのがコツです。

7両面焼いたら完成！

片面が焼けたら裏返し、バターを馴染ませるように焼いたら火を止め、器に盛りつけます。ケチャップを添えてどうぞ。

味付けはとてもシンプルで、はんぺんのほのかな塩っけと最後につけるケチャップだけですが、意外にチーズとロースハムの味が濃く感じ、はんぺんのやさしいフワッとした食感がいい感じに包み込んでとても食べやすく、ついつい食べ過ぎてしまいそうなくらいおいしい。 はんぺんが口に入れた瞬間消えてしまいそうなくらい、やさしいメレンゲのような食感なので、とにかく食べやすく、子供も大人も1枚では足りないくらいです。 全体的にやさしい味付けなので、ケチャップの酸味と甘みが味を後押ししてくれます。