
料理人hiroです。今回は基本のポテトサラダのレシピをご紹介します。味ボケしてしまいがちですが、メインとなるじゃがいもは熱いうちに下味つけて、その他の野菜の水気を絞ることがポイントです。ポテトの粒の大きさはお好みでOK。冷蔵庫保存で3日持ちますので、おかずにおつまみに最適!早速作っていきましょう。
ポテトサラダの材料(4人分)

具材
じゃがいもメークインでも男爵でもOK | 600g | |
きゅうり | 1本 | |
人参 | 1/3本 | |
玉ねぎ | 1/2個 | |
ロースハム | 4枚 | |
卵 | 1個 |
調味料
塩 | 少々 | |
黒胡椒 | 少々 | |
米酢 | 大さじ1 | |
マスタード | 小さじ1 | |
マヨネーズ | 100g |
ポテトサラダの作り方
今回のレシピのポイント
皮付きじゃがいもと卵を下茹でし、熱いうちに下味をつけて冷ますことが大事です。その他の食材も水分をしっかりと切り、美味しさと保存性の両方をアップさせます。

強火にかけて、沸騰したら10分タイマーをかけます。タイマーが鳴ったら卵を冷水に取ります。固茹での茹で玉子となります。じゃがいもはさらに10分以上茹でましょう。

両方を水から茹でて時短!じゃがいもはホクホクに!
今回は基本のポテトサラダということで、レンチンはなしで、皮付きの状態のじゃがいもと卵を下茹でしています。皮付きのまま茹でると栄養価を損なうことなく、ホクホクの状態に仕上がります。

カットしたら器にとって、塩をふたつまみほどふりかけ、揉んでおきます。

塩で揉んで水気を除き、味ボケ防止!
きゅうりは塩で揉むと、下味がつくだけでなく余分な水分が出てきます。この水分を除いておくと、さらに味が入りやすく味ボケ防止にもなります。やっておきたいひと手間です。
10分ほど置いておくと良いでしょう。

玉ねぎ1/2個分を、繊維に沿って薄くスライスします。

人参1/3本分を、0.2mm幅のイチョウ切りにしておきます。

ロースハム4枚を1.5cm角にカットしておきましょう。

じゃがいもは竹串で刺して硬さをチェック!
カットしている間に時々、じゃがいもの茹で加減も見るようにします。
竹串を用意して、じゃがいもの一番太いところを刺してみましょう。スッと入ったら火入れ完了のサインです。こういった確認作業も大事なひと手間となります。

火からおろして、ザルにあけ、茹で汁を捨てましょう。

簡単にペロッと皮を剥くことができますよ。

潰して温かい状態のじゃがいもに、塩と黒胡椒を少々ふって下味をつけます。じゃがいもは温かい状態の方が味の浸透が良くなり、味ボケを防ぐことが可能となります。「下味は熱いうちに!」を意識しましょう。

お酢を入れると味が引き締まる
お酢を使うと強い酸味を感じるかもしれませんが、味が引き締まり、保存性が増します。これもお好みとなるのですが、熱い時に米酢大さじ1/2(分量外)をサッと回しかけておくと、味に奥行きのあるポテトサラダになりますよ♪

人参を加えて1分後に玉ねぎを加えて、同時にボイルします。

再沸騰して2分ほど茹でたら、ザルに開けて冷ましておきましょう。余熱でしんなりとしてきます。レンチンで代用も可能です。

野菜類は念を押して、しっかりと水気をとる!
塩を振っておいたきゅうりは、手でギュッと絞って水気を取ります。キッチンペーパーを敷いたバットにきゅうりと茹でた人参と玉ねぎをのせ、さらにペーパーでサンドして入念に水気をとっておきましょう。
水気を取ることで、味ボケ防止と保存性が高まります。

メインとなるじゃがいもにしっかりと味をつける!
マヨネーズソースは、メインとなるじゃがいもと茹で玉子優先で混ぜていきます。下味をつけて、さらにマヨネーズソースを上塗りしているので、味ボケしないしっかり味のポテトとなります。
皮付きのままで茹でると栄養素が流れ出ない!

じゃがいもは皮付きで茹でると、皮がむきやすく、栄養素が流れ出ません。水から茹でることでホクホクに仕上がります。スプーンでもマッシャーで潰すのも、じゃがいもの大きさはお好みです。
日持ちするのでお弁当のおかずや、おつまみにも最適♪生ハムを加えてみたり、チーズや明太子など変わり種を加えてみるなどして楽しむとポテトサラダの幅がさらに広がりますね!まずは基本から、しっかり作ってみて下さいね!
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。