フリーランスで管理栄養士をしているmihoです。今回は餃子の皮を使って作る、夏野菜のラザニア風をご紹介します。トマトソース、ホワイトソースも手作りで、とっても手の込んでいるような料理ですが、実はとっても簡単!オーブンも使わないので、料理初心者もトライしやすいレシピになっていますよ。それではさっそく作っていきましょう!
夏野菜のラザニア風の材料(3~4人分、1リットル耐熱容器分)
具材
ズッキーニ | 1/2本(80g) | |
なす | 1本(80g) | |
豚ひき肉 合挽や牛肉でもOK | 150g | |
トマト缶 | 1缶 | |
オリーブオイル | 小さじ1 | |
にんにくすりおろし | 1かけ分 | |
塩コショウ | 少々 | |
ケチャップ | 大さじ1 | |
餃子の皮 容器のサイズで 変更可 | 18枚 | |
ピザ用チーズ | 50g~ |
ホワイトソース
バター | 20g | |
小麦粉 | 20g | |
牛乳 | 200g | |
コンソメ顆粒 | 小さじ1/2 | |
塩コショウ | 少々 |
お好みで
パセリ |
夏野菜のラザニア風の作り方
ズッキーニとナスは1〜2㎝程度の角切りにします。なすは水につけて軽くあく抜きしておいてください。
鍋に振るった小麦粉と牛乳を入れ、泡だて器を使ってよく混ぜ合わせます。小麦粉と牛乳が完全に混ざったらバターを加え、弱火にかけながらゆっくり混ぜていきます。
3分位すると底の方から固まってくるので、そこからはさらにしっかり混ぜて下さい。とろみがついたら火を止め、コンソメ、塩コショウを加え、よく混ぜたら完成です。
大き目の耐熱容器に、トマトソースの半量を入れます。その上に餃子の皮を並べ、ホワイトソースの半量、餃子の皮→トマトソースの残り→餃子の皮→ホワイトソースの残りの順に重ねていきます。 餃子の皮にソースを塗るように重ねると、きれいに仕上がりますよ。 重ね終わったらふんわりラップをし、レンジで加熱します。(600W、1分半程度)
大き目の器が無い場合は、2つに分けてももちろんOKです。
レンジで温めたら、チーズを上にのせ、トースターで加熱します。(1000W、5〜6分)焦げそうになったら、上からアルミホイルをカブせて下さい。最後にお好みでパセリをのせたら完成です。
ホワイトソースは簡単に作れる!
ホワイトソースはダマになり失敗しやすいイメージがありますよね。一般的なホワイトソースの作り方として、最初に溶かしバターと小麦粉を混ぜて炒めてから牛乳を加えていきますが、小麦粉が牛乳としっかり混ざる前に糊化し、かたまりになることでダマになってしまうんです。
そこで、最初に牛乳と小麦粉を混ぜて、小麦粉の糊化を防ぐことによって、ダマにならないホワイトソースが簡単に作れちゃうんです。注意するのは火加減と、ひたすら混ぜる、ただこれだけです。急に固まってくるので、その時は焦らず火からおろしてかき混ぜておけば大丈夫です。
多めに作って冷凍保存も可能ですよ。
いざ実食。餃子の皮がモッチモチ!
早速出来立てをいただきます!具だくさんで熱々のトマトソースは野菜の旨味もたっぷりで、濃厚なホワイトソースとも相性が抜群。そして間に挟んだ餃子の皮はもっちもちの食感で、食べ応えがあります!トースターを使ってチーズを焦がすひと手間で、本格的な味と見た目に仕上がりました。 トマトソース、ホワイトソースはそれぞれ他の料理にもアレンジできるので、覚えておいて損はないですよ。
おもてなしにも使える一品!
この記事では餃子の皮を使った夏野菜のラザニア風をご紹介しました。
お野菜もたっぷり摂取でき、きのこを加えたり野菜を変えたり、アレンジも楽しめますよ。見た目も華やかに仕上がるので、おもてなしやパーティー料理としてもおすすめです。ぜひご家庭でも作ってみて下さいね。
栄養士/管理栄養士。企業での経験を積み、現在はフリーランスの管理栄養士としてレシピ記事の執筆に従事。時短&節約をしながら栄養バランスの整った料理を得意とする。