洋食歴20年の料理人hiroです。今回は中華風なカンタン肉野菜炒めレシピです。炒め物にえのきをたっぷり加えるととろみがついて美味しいです。みじん切りにした生姜と豚肉の組み合わせで甘辛い炒め物。緑豊かで、ごまの香りが食欲をかき立てます。この一品とお酒をともにするのも◎早速作っていきましょう。
豚こま切れ肉とえのき、青梗菜の生姜炒めの材料(2人分)
具材
豚こま切れ肉 | 200g | |
えのき | 1パック | |
青梗菜 | 1パック | |
生姜 | 20g |
調味料
ごま油 | 大さじ1 | |
塩 | 少々 | |
黒胡椒 | 少々 | |
酒 | 大さじ2 | |
みりん | 大さじ2 | |
薄口醤油 | 大さじ1.5 |
豚こま切れ肉とえのき、青梗菜の生姜炒めの作り方(1分動画で早回し解説)
豚こま切れ肉とえのき、青梗菜の生姜炒めの作り方
青梗菜2株は、根の部分と葉の部分を一枚一枚引き離し、まとめて水洗いします。根の部分の集まったところに細かい泥がついている場合があります。綺麗に洗い流して、水に浸しておくとすぐにパリッとした状態となります。 水を切って、4cm幅にざく切りにしておきましょう。
生姜は20gとたっぷり。細く千切りにしておきましょう。 生姜は加熱すると、体がポカポカになる成分ショウガオールに変化し、殺菌作用もあって風邪予防に最適。日本古来の医学書「医心方(いしんぼう)」に、生姜は風邪薬であると紹介されているほどです。
軽く塩と黒胡椒をふって、肉に下味をつけておきましょう。
とろみがつくのは、えのきの性質にあり!
えのきはじっくりと火を入れると、自然ととろみがつく性質を持っています。味噌汁にえのきを加えたときによく分かりますね。
この性質を利用したものが保存食の「なめたけ」です。えのきを大量に仕入れた時は、是非とも自家製なめたけを作ってもらいたいですね。体によい栄養素たっぷりで、ダイエットにも良い食材です。
実は健康に良い一皿♪
ごま油は美肌効果に、豚肉と生姜は風邪予防に、青梗菜はがんや生活習慣病予防に、そしてえのきはダイエットにと今回の一皿は健康に良い一品となっています。青梗菜はアクやクセがないので、比較的炒め物には何でも合います。サッと炒めるよう心がけて歯応えも楽しみたいですね。
カンタンな炒め物ですので、是非ともこの健康的なレシピを、食のレパートリーに加えてみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。