
こんにちは、筋肉料理研究家Ryotaです。ボクは毎日筋トレをしながらお料理をして、コンテストに出場しながらボディメイクしています。今回はカニカマを中華風に煮込んだレシピ。鶏むね肉のミンチ、ズッキーニと合わせて高タンパクながらも低脂質にカロリーオフ。とろりとしたうま味がクセになる一品です!
カニカマとズッキーニの中華煮の材料(2人分)

具材
カニカマ | 8本 | |
鶏むね肉皮なし | 100g | |
えのき | 100g | |
しょうが | 約20g | |
にんにく | 1かけ | |
ごま油 | 大さじ1 | |
塩コショウ | 少々 |
調味料
水 | 200ml | |
鶏ガラスープの素 | 小さじ1 | |
しょうゆ | 小さじ2 |
カニカマとズッキーニの中華煮の作り方

かぼちゃの仲間であるズッキーニはビタミンCやβカロテン、ビタミンB群や食物繊維を含んでいながらも100gで16kcal(※1)と低カロリー。
加熱しても食感が残りやすくダイエットにもピッタリ。また、クセが少ないため今回のような中華風の味付けとも相性がよく、ボクはいろいろなレシピに利用しています。
※1.数値は日本食品標準成分表2020年版(八訂)参照。

えのきはうま味や食物繊維が豊富なのはもちろん、リラックス効果にはたらくGABA、抗ストレスにはたらくパントテン酸が含まれていて、ダイエットだけでなくストレス対策にも嬉しい食材。
加熱するととろっとした食感になるので、カニカマやズッキーニにもよくなじみます。

しょうがも皮をむいてみじん切りにしましょう。

どちらも細かく刻むことで香り成分が活性化。さらに、代謝アップもサポートしてくれるというダイエットに嬉しいはたらきも持っています。

しょうがのポカポカ成分を上手に活用!
しょうがに含まれる辛味成分ジンゲロールは、加熱することでショウガオールという成分に変化。
ジンゲロールが血流を促して手足の先を温めてくれるのに対し、ショウガオールは胃腸を刺激して体を中から温めてくれます。体質や目的に応じて活用してくださいね。

高タンパクな鶏むね肉は、ビタミンCやβカロテンなどを含むズッキーニとも相性バッチリ。加熱するとパサつきやすいですが、とろりとした中華煮と合わせれば食べやすい食感に仕上がります。

練り物であるカニカマは高タンパクで低脂質なだけでなく、料理に彩りをプラスしてくれる嬉しいはたらきも。
食物繊維が含まれていませんが、ズッキーニやえのきと合わせれば栄養バランスもバッチリです。

香りが立ってきたら鶏むね肉を加え、中火で色が変わるまで炒めます。今回はミンチ状にしていて、さらにこのあと煮込むので、ほんのり表面が色付けばオーケーです。

続いて、ズッキーニとえのきを投入。炒めてえのきのうま味を引き出していきましょう。

えのきがしんなりしたら、カニカマを加えます。こちらは加工されているので、全体に油がなじんだらオーケーです。

煮立たせたらフタをして弱火で10分ほど煮込みます。

一旦火を止めたら仕上げに水溶き片栗粉を加えてよく混ぜ、とろみが付くまで加熱しましょう。

塩コショウで味を調えたら火から下ろします。ズッキーニの照りが目に嬉しいですね!

練り物を煮込むと意外と出汁が出る!
カニカマをはじめとする練り物には、原料に塩が含まれていることがほとんど。そのため、煮込んでいると出汁が出てきて、思ったよりも塩辛くなることも。
特に長時間煮込むような場合は調味料を少なめにしておき、味見をしながら調節するのがおすすめです。
カニカマ×中華は彩り鮮やかながらも、高タンパク低脂質に仕上がる!

今回は、カニカマとズッキーニを中華風に煮込んだレシピをご紹介しました。カニカマはズッキーニやチンゲン菜などの青菜と組み合わせると、より彩り鮮やかな一品に。
また、脂質が高くなりがちなメニューも、カロリーを抑えながら仕上げることができます。
ぜひ「カニカマ×中華」の組み合わせを、ダイエットに活用してみてください!
学生時代運動経験ゼロ・病気で精神病院に入院するも筋トレとお料理で立ち直り、現在はパーソナルトレーナー・料理研究家として活動中。