洋食歴20年の料理人hiroです。今回は舞茸、しめじ、エリンギ、椎茸と4種のキノコとベーコンを組み合わせて炒め物を作ります。ご飯が進むようにニンニク醤油で味を整えます。ポイントはキノコの水分を飛ばしてしっかりと炒め、味を凝縮すること。ひとつのフライパンで効率よく炒めます。早速作っていきましょう。
ベーコンとキノコのガーリック醤油ソテーの材料(2人分)
具材
ブロックベーコン | 80g | |
玉ねぎ | 1/2個 | |
ニンニク | 2片 | |
舞茸 | 1パック | |
エリンギ | 1/2パック | |
カットぶなしめじ | 1パック | |
椎茸 | 大1個 |
調味料
米油サラダ油でも可 | 大さじ2 | |
塩 | 少々 | |
黒胡椒 | 少々 | |
酒 | 大さじ1.5 | |
濃口醤油 | 大さじ1.5 |
付けあわせ
ピンクペッパー |
ベーコンとキノコのガーリック醤油ソテーの作り方(1分動画で早回し解説)
ベーコンとキノコのガーリック醤油ソテーの作り方
ニンニク2片は細かくみじん切りにしておきましょう。
椎茸1個は2mm幅にスライスし、エリンギは横半分にカットして、さらに座りをよくするよう半分にします。そこから3mm幅の短冊切り状にしておきます。
舞茸1パックは手を使って、おおまかに割いていきます。カットぶなしめじ1パックは袋から開けておきましょう。 カットぶなしめじは不揃いですが、石突きが綺麗に落とされていて歩留まりが高く使いやすいです。石突き付きのしめじで代用しても大丈夫です。
ブロックベーコン80gは存在感を出すために、少し太めのカットにしておきます。ベーコンスライスで代用でも大丈夫です。
キノコ全体に油をまわすよう混ぜた後に、塩と黒胡椒を少々ふりかけます。
キノコの旨味を引き出す火加減は「強火」!
キノコはたっぷりと水分を含んでいます。その水分を吐き出させるには、強火でジャッジャッと炒めるのが一番です。水分を吐き出したキノコ類はしんなりとして身が引き締まり、旨味が増します。
強火で炒めること3分ほど。バットにあけて休ませておきます。随分と身が小さくなり、余熱でさらに小さくなりますが、とても美味しい状態となっています。
キノコの旨みがギュッとつまった炒め物です
先に強火で炒めたキノコ類は、水分を飛ばして旨味が増し、さらにガーリック醤油が染み込んでふっくらとなります。
例えばキノコマリネとなると、やはり初めに強火で炒めて、ビネガーなど使って味を入れていくんですね。「含め煮」と少し似た部分があります。味を含んだキノコはしっとりとしていて美味しいです。ごはんもすすめば、ビールもすすむ優れもの。今回のレシピを、是非とも食のレパートリーに仲間入りして下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。