料理クリエイターの川久景子です。今回ご紹介する料理は、春キャベツにたっぷりつくねを包んでやさしい味付けのカレーソースで食べる、見た目もちょっと面白いレシピです。春キャベツとつくねは蒸して火を通すので、ふっくらとした食感にカレーソースをたっぷり絡めるので、子供も大人も喜ぶメインメニューです。
春キャベツのつくね包みカレーソースの材料(2人分)
具材
春キャベツ | 大きめ3枚 |
つくね材料
鶏ひき肉 | 400g | |
卵 | 1個 | |
しょうがすりおろし | 6g | |
塩 | 1g | |
ロングペパーヒハツ | 1g | |
片栗粉 | 大さじ |
調味料
カレー粉 | 大さじ2 | |
コリアンダー | 小さじ1/2 | |
ターメリック | 小さじ1 | |
ウスターソース | 大さじ1/2 | |
赤ワイン | 大さじ2 | |
無塩バター | 10g | |
トマトジュース | 190g |
水溶き片栗粉
片栗粉 | 大さじ1/2 | |
水 | 大さじ1/2 |
春キャベツのつくね包みカレーソースの作り方
型になる器にラップを大きめに切り、覆いカブせたら水けをきったキャベツをすき間なく敷きつめ(器からはみ出しても大丈夫です。器の中はしっかりキャベツですき間のないようにします)、その上につくね材料を空気が入らないように詰め込み、手でギュッと強めに最後に押して空気を抜きます。つくね生地を詰め込んだら、はみ出ているキャベツをつくね材料の上にカブせるように内側に折りたたみ、さらにラップで覆います。ラップは特にしっかり覆うことが大切です。このあと蒸す時、蒸気の水滴がキャベツの中まではいってきていしまうと、水っぽい仕上がりになるため、ラップでふたをするように包みます。
型はボウルや器を使用!
使用する型は、ボウルでも、身近な器を使います。型にラップを大きめに切ってカブせことで、この後加熱する時にキャベツとつくねをしっかり蒸し、生焼け状態を防ぎます。また、ラップを使う理由は、型から外す時にスルッとはがれやすくするためです。ちなみに今回の型として使用の器は、直径12cmくらいの一般的な食器です。底が平らになっているので、仕上がりを丸くしたい場合は、器の底が丸くなっているものを選びます。
ピリッとしたカレーソースに鮮やかなキャベツに包まれたつくねがおいしい!
まずはこの見た目。意外に型の形状をそのまま保ってしっかり固まった状態で蒸し上がり、型崩れすることもなく盛りつけることができます。今回は器の底が平らになっているので、ひっくり返して完成した形状もそのままの形なので、富士山のような形に。ナイフとフォークを使い、ゆっくりゆっくり切れ込みを入れ、フォークを刺してスッと抜き取ると、つくねがきれいにキャベツに包まれてフランス料理のような、ちょっと上品なディナーな気持ちになります。
気になるお味は、やさしい辛さのあるカレーソースがたっぷり絡まり、一口進むごとにつくねの肉汁や弾力が蒸されタコとでとても感じることができます。そして、やはり春キャベツらしい緑色の鮮やかさに包まれた見た目と、カレーソースの色のコントラストがとても美しく、食べる前からワクワクした気持ちにしてくれます。鶏肉を蒸しているので、焼いた時とは違いふっくらとした食感がやわらかな春キャベツと好相性です。
料理クリエイター。元広告デザイナーがWEBメディアや食関連企業の販促プロモーション、料理レシピ、撮影、動画編集までワンストップで行う。料理で人を、自分を、もっとワクワクさせる、新しい扉を開く未来を目指す。