フリーランスで管理栄養士をしているmihoです。揚げ物、特にフライは粉をつけて、卵をつけて、パン粉をまぶして、と作る工程が面倒で、キッチンも汚れてしまうイメージはないですか? しかし今回はそんな手間をカットし、とっても手軽に作れるささみフライをご紹介します。衣をつける際の卵も、身近な材料で代用するので必要ありません! それではさっそく作っていきましょう。
ささみフライの材料(2~3人分)
具材
鶏ささみ | 4~5本(250~300g) | |
粉チーズ | 大さじ1 | |
青海苔 | 大さじ1 | |
パン粉 | 40g | |
塩(☆) | 一つまみ | |
砂糖(☆) | 小さじ1/2 | |
酒(☆) | 小さじ1 | |
薄力粉 | 大さじ1.5 | |
マヨネーズ | 大さじ1.5 | |
お米油 | 大さじ3 |
おこのみで
ケチャップ |
ささみフライの作り方
身の部分と筋を切り離すように、包丁の刃先を使って、筋の両側に切れ目を入れます。(1cm程度)そしてささみをひっくり返して、筋を下にします。筋の先を持ってまな板に対して包丁を斜めに当てて、包丁を動かすと筋をきれいにとることができますよ。ゆっくり焦らずまな板に包丁を添わせるようにするのがポイントです!
筋取りをしたささみは、食べやすいように一口大にそぎ切りします。もちろん1本のままでも大丈夫ですが、そぎ切りにすることで厚みをなくし、揚げ焼キスる際に、火の通りを早くすることができます。
パン粉を広めのお皿やバットなどに広げ、そこに青海苔とチーズを入れます。全体が均一になるようによく混ぜ合わせます。そこにささみを袋から出して、全体にパン粉をつけます。手を使ってもいいですし、お箸やトングを使えば、一切手を汚さずに作業を行えますよ。
最大のコツはマヨネーズ
今回の工程のポイントは、パン粉をつける直前まで、すべてビニール袋の中で行えることです。そのために、卵の代わりとしてマヨネーズを使用しました。マヨネーズはどこの家庭でも常備してありますし、原材料に卵も使われているので、お肉にパン粉をつける際の代わりとしてしっかり役目を果たしてくれます。
またマヨネーズを加えることで、揚げ焼きの際の油も少なく済み、お肉をやわらかくしてくれるなどメリットが沢山なんですよ。
サクサク衣にやわらかささみ!
さっそく出来立ての熱々をいただきます!まず口に入れた瞬間、サクッとしたパン粉の食感がたまりません!チーズと青海苔の風味もしっかり感じられ、ささみも柔らかく仕上がっています。ケチャップをつけるとまた違った味わいを楽しめますよ。 また、揚げ物は油跳ねの汚れや、使った油の処理などが億劫ですが、今回は少量の油を使って揚げ焼きにするため、面倒な片付けの手間が一切必要ありません。
面倒な手間なし!簡単フライ!
この記事ではフライパン1つで簡単に作れるささみフライをご紹介しました。
面倒なイメージの揚げ物もこの作り方ならとても手軽なので、試しやすいのでは無いでしょうか。
お弁当のおかずにも使え、お子様から大人まで喜んでもらえる一品です。作ってから時間が経ってしまう場合は、トースターで再度温めるのがおすすめですよ。ぜひご家庭でも作ってみて下さいね。
栄養士/管理栄養士。企業での経験を積み、現在はフリーランスの管理栄養士としてレシピ記事の執筆に従事。時短&節約をしながら栄養バランスの整った料理を得意とする。