皆さんこんにちは、料理研究家の原田佐知子です。人気のポテトサラダはマヨネーズをたっぷり使うのでちょっとカロリーが気になりますね。今回はヘルシーなオリーブオイルに置き換えたレシピをご紹介。オリーブオイルの香りがふわっと香って大人の味に仕上がります。それでは早速作っていきましょう!
オリーブオイル香る セミドライトマトとタコのポテトサラダの材料(2人分)
材料一覧
ミニトマト | 8個 | |
塩 | 小さじ1/2 | |
じゃがいも | 2個(200g) | |
タコ(刺身用) | 80g | |
アンチョビ(フィレ) | 4枚 | |
ケイパー | 小さじ1 | |
オリーブオイル | 大さじ3 | |
パセリ(みじん切り) | 大さじ1 | |
こしょう | 少々 |
オリーブオイル香る セミドライトマトとタコのポテトサラダの作り方
オーブンで乾燥させる前の大事なひと手間
塩の力でミニトマトから水分が出てきます。予め水分を出しておく事で短時間でセミドライトマトが完成しますよ。
じゃがいもは水から茹でるのがポイント
じゃがいもに多く含まれるでんぷんは、70度前後の温度で甘みが増す性質があります。水から茹でる事で甘く仕上がるのはその性質のおかげ。電子レンジで加熱すると一気に高温になってしまうので、手軽に仕上がる反面甘みにかけます。時間がある時は是非じっくり水から茹でる事をお勧めします。
適度に粗熱が取れてから皮をむきましょう
水から茹でたじゃがいもの皮はピーラーいらずでスルッとむけます。茹でたて熱々でむくと水蒸気が上がりすぎてパサつく原因に。でも、完全に冷えてからだと皮が剥がれにくくなってしまいます。やけどしない程度に粗熱が取れた時がベストタイミング。キッチンペーパーなどで包みながらむいて下さい。
じゃがいもを混ぜながら軽く崩す
じゃがいもを混ぜている時、スプーンで軽く崩しながら混ぜて下さい。柔らかく茹で上がっているので、軽い力で潰れますよ。崩れた柔らかい部分には味が良く染みこみ、塊の部分は適度な食感があって最後まで飽きずに食べられます。マッシャーで潰さない方が美味しいので、洗い物も減って一石二鳥ですね。
オリーブオイルの香りが大人の仕上がり
オリーブオイルの香りがふわっと香り、とても大人っぽいポテトサラダ。マヨネーズが入っていないので、さっぱりとしたお味です。アンチョビやケイパーの塩分、セミドライトマトの酸味が良いアクセントになって、ビールやワインのお供にもぴったり。2~3日くらい日持ちするので作り置きにも最適です。
2010年より横浜にて料理教室「スタジオルーチェ」主宰。企業や地方自治体向けのレシピ開発、企業の食材とのタイアップレッスンを多数開催中。Webメディアに毎月レシピ掲載中。レシピのコンセプトは「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」