
フリーランスで管理栄養士をしているmihoです。今回はお肉、野菜、豆などたっぷりの食材を使った、メインにもなりそうなデリ風サラダをご紹介します。市販のごまダレやゴマごまドレッシングに負けないほど美味しい味付けが、家庭にある材料で、簡単に手作りできちゃいますよ。それでは早速作っていきましょう!
ごまダレデリ風サラダの材料(2人前)

具材
卵 | 2個 | |
鶏ササミ | 3本(200g) | |
塩ササミ用 | 小さじ1/2 | |
お酒ササミ用 | 小さじ1 | |
切干大根 | 20g | |
きゅうり | 1本(130g) | |
塩きゅうり用 | 小さじ1/2 | |
ミックスビーンズ | 80g |
ドレッシング
すりごま | 大さじ3 | |
マヨネーズ | 大さじ3 | |
砂糖 | 大さじ1 | |
お酢 | 大さじ1 | |
醤油 | 小さじ1 | |
味噌 | 小さじ1 |
ごまダレデリ風サラダの作り方


まずゆで卵を作っておきます。冷蔵庫から出したばかりの卵は冷たく、熱湯へいきなり入れると温度差で割れてしまうことがあります。卵を常温に戻しておけば良いですが、すぐに作りたい場合にも対応できるよう、今回はお水からゆでる方法で作っていきます。
まず鍋に卵と卵が浸る程度の水を入れ、蓋をして中火にかけます。後は沸騰したらそのまま1分半〜2分程そのまま茹でたら、火を消して5分放置すればOK。今回は卵を崩すので気にしませんが、黄身を中心にしたい場合は、途中で箸などを使い、卵を転がして下さい。また、固ゆでにしたい場合は、放置時間を伸ばすと、黄身までしっかり火が入ります。 時間になったら冷水につけて、殻全体にヒビを入れます。水の中で殻をむくと、むきやすいですよ。

ササミは加熱前に筋を取っておきます。まず筋に沿って包丁の先を入れ、切り目を入れます。そして、ササミをひっくり返し、切り目を入れた方を下にして置きます。筋の端を指で押さえながら、包丁をまな板に押し当てるようにして筋を抜いていくと、きれいに筋が取れますよ。

鍋にササミが浸る程度のお湯を沸かし、沸騰したら塩と酒を入れます。そこにササミを入れ再び沸騰したら、火を消し、蓋をして8分程余熱で火を通します。粗熱が取れたら手で食べやすい大きさに割いておいてください。じっくり余熱で火を通すことで、ササミがしっとり柔らかく仕上がりますよ。


きゅうりは千切りにします。斜めに切ったらそのまま並べ、端から切っていくときれいに千切りできますよ。そしてビニール袋に入れ、塩を振って揉みこみ、5分程置いておきます。きゅうりの水分が出てくるので、ビニール袋に爪楊枝などで穴を開け、しっかり水気を絞ります。

6のゴマダレの中に、具材を入れていきます。ゆで卵は混ぜながら適当な大きさに潰して下さい。全体にごまダレがしっかり絡んだら完成です。

ポイントは切干大根!
このデリ風サラダのポイントは、切干大根を加えることです。煮物に使うイメージの強い切干大根ですが、サラダに入れてもシャキシャキとした食感で美味しくいただけますよ。また切干大根は水で戻してから使うことが多いと思いますが、あえて水でサッと洗い、完全に戻してしまわないことで、程よい食感を残しつつ、余分な水分を吸収してくれるので、サラダが水っぽくならないメリットもあります。水で戻しきらないことで、切干大根の栄養も無駄なく取り入れることができますよ。
市販品に負けない旨味たっぷりのごまダレ!

早速出来立てをいただきます。まず手作りのごまダレが、具材にしっかり絡まって、サラダなのにとっても濃厚な味わいです。きゅうりや切干大根、豆など様々な食材を加えることで、食感も楽しめる一品に。 またサラダというと脇役で、あまり目立たない印象ですが、こちらはササミや卵が入っているので、ボリュームたっぷりでたんぱく質もしっかりとれるサラダになっています。野菜やお肉はお好み変えてもOKなので、このゴマダレを作ってしまえば、アレンジも自由自在です。
食卓の主役にもなれるサラダ!

この記事ではごまダレデリ風サラダをご紹介しました!濃厚でとっても美味しいごまダレは、自宅にある食材で簡単に作れてしまいます。見た目もおしゃれなので、普段の食卓はもちろん、ちょっとしたパーティーやおもてなしなどにも使える一品です。栄養価の高い切干大根ですが、なかなかレパートリーが無かった方や、毎回同じ煮物になってしまうという方にもおすすめのレシピになっています。余っている切干大根の消費にもぴったりですよ。ぜひご家庭でも作ってみて下さいね。
栄養士/管理栄養士。企業での経験を積み、現在はフリーランスの管理栄養士としてレシピ記事の執筆に従事。時短&節約をしながら栄養バランスの整った料理を得意とする。