Name: 作り置きにぴったり！たっぷり食べたい茄子の鍋しぎ
Cook time: 25 min
Total time: 25 min
Yield: 4人分
Cuisine: 和食
Ingredients: 茄子…3本; 厚揚げ…1枚; ちくわ…4本; ごま油…大さじ3; 酒…大さじ3; みりん…大さじ3; しょうゆ…大さじ1～; 砂糖…大さじ2; みそ…大さじ1; おろし生姜…小さじ1

内田有紀

フードコーディネーターの内田有紀です。今回は作り置きにぴったりな一品、たっぷり食べたい茄子の鍋しぎのご紹介です。鍋しぎとは、日本の郷土料理でみそ味の炒め物です。みそ味が食欲をそそります。作り置きにぴったりなので忙しい日々の献立作成にご活用ください。

作り置きにぴったり！たっぷり食べたい茄子の鍋しぎの作り方

1茄子は縦半分に切り、斜めに切り込みを入れましょう。

茄子は縦半分に切りましょう。横向きにおいて、斜めに切り込みを入れていきます。細かく入れることで、味が染みやすくなり、食べたときの皮の食感も良く仕上がります。ひと手間ですが、ぜひお試しください。また、皮のかたい茄子などもこの切り込みを入れることで皮ごと食べれますよ。斜めの切り込みは半分くらいを目安に入れていきましょう。

2茄子を一口大に切りましょう。

斜めに切り込みを入れた茄子を一口大に切っていきます。炒めると小さくなるので、やや大きめに切ってOKです。

3一口大に切った茄子を水にさらして、あく抜きをしましょう。

一口大に切った茄子を水にさらして、あく抜きをしましょう。茄子はあくがかなりある野菜なので、あく抜きはしっかりとしましょう。水にさらして、15分程おきます。あく抜きせずそのまま作業するとえぐみが出たてしますので、こちらもひと手間ですが、水にさらして待ちましょう。

4厚揚げを一口大に切りましょう。

鍋しぎはしし唐や、鶏肉を入れることが多いのですが、今回はお手軽かさ増し食材の厚揚げを使います。厚揚げとみその相性はばっちりです。茄子とも良く合いますので、ぜひお試しください。今回は2厚さ位に切りました。

5ちくわを斜め薄切りにしましょう。

ちくわを斜め薄切りにしましょう。今回はお肉系は入れないので、たんぱく質要因として、ちくわを使用します。程よく食感がある食材なので、柔らかい食材の中にあると、ワンポイントになっておいしく仕上がりますよ。何かと使えるので、冷蔵庫、冷凍庫に常備しておくと便利ですよ。

6フライパンにごま油を熱し、茄子を炒めましょう。

フライパンにごま油を熱し、茄子を炒めましょう。ごま油の量が、普段の炒め物の量より多く、ちょっとびっくりするかもしれません。茄子がたっぷり吸って、柔らかく仕上がるので、多めの油を使用します。初めに炒める際ちょっと時間がかかります。茄子がとろとろ柔らかい方がおいしい料理なので、はじめにゆっくりと炒めていきます。

茄子全体に油がまわり、しんなりしてきたらOKです。

茄子全体に油がまわり、しんなりしてきたらOKです。弱火～中火でゆっくりじっくり炒めていきます。ここで茄子がしんなりするまで炒めることで、柔らかく仕上がります。ちょっと時間はかかりますが、おいしい鍋しぎのためにひと踏ん張りです。油が足りないかも…と思ったら、少しずつ足して調整してくださいね。

7厚揚げ、ちくわを入れて炒めましょう。

厚揚げ、ちくわを入れて炒めましょう。厚揚げとちくわに焼き目がつくことで香ばしく仕上がります。この後炒め煮にしていくので、さっといためればOKです。

8Aを入れて炒め煮にしましょう。

Aを入れて炒め煮にしましょう。一度フライパンの火を止めAを入れていきます。みそが混ぜりにくいので、この時に一度しっかりと溶かしてから火をつけましょう。
今回はすこし甘めの麦みそを使用しています。辛めのみその場合、しょっぱくなってしますことがあるので、心配な方は醤油は少なめに入れて、あとから味をみながら調整してください。
ちなみに、麦みそは割と甘めのみそです。豆味噌は割と塩気のあるみそです。合わせみそでも、商品によって味が違うので、好みのみそを探すのも良いですね！