こんにちは。フードコーディネーターの上田みえです。今回は「厚切り豚ロースの生姜焼き」をご紹介します。厚切りの豚ロース肉で作る生姜焼きは、食べ応えもあり満足感バッチリ!下処理と塩麹を使う漬けだれで、やわらかジューシーな食感に。それでは早速作っていきましょう!
厚切り豚ロースの生姜焼きの材料(2人分)
具材
豚ロース肉厚切り・2枚 | 250g | |
玉ねぎ | 130g | |
ショウガ | 20g |
調味料A
しょうゆ | 大さじ3 | |
みりん | 大さじ2 | |
酒 | 大さじ1 | |
塩麹 | 大さじ1 | |
はちみつ | 大さじ1 |
調味料
薄力粉 | 小さじ1 | |
米油 | 小さじ1 |
付けあわせ
千切りキャベツ、ミニトマト |
厚切り豚ロースの生姜焼きの作り方
さらに肉叩きか包丁の背の部分で肉の表面を叩き、繊維を壊します。こちらも表面と裏面、両方行ってくださいね。
筋切りと叩くことで反り返らず柔らかく!
厚切り肉を調理する際、筋や繊維をそのままにすると固い食感が残ってしまいます。筋切りや表面を叩くことで柔らかく仕上がりますよ。
また、焼いた時の反り返りも防ぐことができます。叩いて薄くなったら、両手で周りを縮めるようにして厚みを戻しましょう。
塩麹でやわらかお肉に!
今回下味に使用した塩麹は、たんぱく質を分解する酵素「プロテアーゼ」が含まれているためお肉を柔らかくします。また、旨味成分の「アミノ酸」によって旨みも引き出してくれますよ。
塩麹の量が多すぎると、味に影響がでたりしょっぱくなりすぎるので分量には注意しましょう。
豚ロース肉は常温に戻してから焼く!
豚ロース肉は焼く20分ほど前に冷蔵庫から取り出し、常温に戻しておきます。肉は冷たい状態で焼くと急激に熱が入り、固くなってしまいます。
また、中まで火が通りにくく、表面だけ火が通り過ぎるなど失敗してしまうことがあるので、常温に戻した状態で加熱してくださいね。
やわらかい厚切りお肉で食べ応えのある生姜焼き
下処理と漬けだれの塩麹で、やわらかくジューシーな食感の「厚切り豚ロースの生姜焼き」です。
厚切り肉にみじん切りの玉ねぎで作るたれをかけて頂く、ひと味違う生姜焼きレシピですよ。お肉の厚さでよりガッツリな食べ応えになりご飯がすすみます。いつもとは違う食感の生姜焼きをぜひお試しくださいね。
フードコーディネーター/料理研究家。料理講師、レシピ開発、レシピ動画制作、広告撮影などを経験し、現在は料理人ライターとしての執筆でも活動中。「特別な食材を使わない、簡単ほっこりおうちごはん」をテーマに料理の楽しさをお伝えします。