こんにちは!フードコーディネーターのtamaです。今回は基本のトンテキのレシピをご紹介します。やわらかくジューシーに焼き上げた豚肉に、にんにくを効かせたタレが絡みご飯が進みすぎますよ!それでは早速つくっていきましょう。
基本のトンテキの材料(2人分)
具材
豚ロース厚切り(とんかつ用など) | 2枚 | |
にんにく | 1片 |
調味料A
ウスターソース | 大さじ1.5 | |
砂糖 | 小さじ1 | |
しょうゆ | 大さじ1 | |
みりん | 大さじ1 |
その他調味料
小麦粉 | 適量 | |
塩 | 適量 | |
胡椒 | 適量 | |
サラダ油 | 小さじ2 |
付けあわせ
千切りキャベツ、ミニトマト |
基本のトンテキの作り方
今回のレシピのポイント
トンテキはただの豚のステーキでは無く、ウスターソースやにんにくが効いたパンチのあるタレで食べるのが特徴です。固くなりやすい厚切り肉をやわらかくジューシーに焼くコツを丁寧に解説し、本場に負けない食欲そそる香ばしいトンテキを目指します。
1mm幅の輪切りにします。
芽は焦げやすいので、爪楊枝などを刺して取り除きましょう。
厚みは元の半分ほどに、表面は一回り大きくなるまでしっかり叩いて伸ばします。叩くことにより、肉の繊維がほぐれてやわらかく感じたり、焼き縮みを抑える効果もあります。
塩と胡椒を両面にふります。片面1枚につき親指と人差し指でつまんだ程度の量を少し高い位置からまんべんなくふりましょう。
油が温まってジュワジュワと音がしてきたら弱火にし、にんにくを揚げていきます。フライパンを傾けて油を一箇所に溜めるようにすると、にんにくを裏返さなくても油が全体に回ります。余熱で一気にきつね色になるので、少し色がついてきたところで火を止めましょう。
にんにくは一度取り出します。このにんにくのエキスがたっぷり溶け込んだ即席ガーリックオイルで肉を焼いていきますよ。
小麦粉でやわらかく!
茶こしを使い、薄く全体にまぶします。小麦粉をまぶすことにより、肉の口当たりがなめらかになりやわらかく感じます。また、タレにとろみがつきしっかり肉に絡むのも嬉しいポイントです。
にんにくオイルが残ったフライパンを再び中火にかけます。先ほどまで使っていたためすぐに温まるかと思います。熱くなりすぎないうちに豚ロース肉を並べ入れましょう。
片面をしっかり焼いてジューシーに!
ステーキは初めに置いた面を8割ほど焼き、裏返した面は残り2割でさっと焼くことで焼きすぎを防ぎ、香ばしくジューシーになります。動かさずにじっと待つと、外側が白っぽくなり、中心部分に油が浮いてつやが出てきます。これが裏返すタイミングです。
裏返したら弱火にし1分ほど焼きます。その間にキッチンペーパーなどで余分な油を拭き取りましょう。
少し火を強め、フライパンをゆっくりと揺らしながら調味料を混ぜ合わせていきます。
固くなるのを防ぐため、調味料が一煮立ちした段階で肉は取り出しましょう。調味料のみを少し煮詰めて、とろっとしてきたら火を止めましょう。煮詰めすぎると味が濃くなりすぎてしまうので注意です。
豚ロース肉はナイフとフォークを添えてそのまま出しても、一口大に切ってもOKです。皿に千切りキャベツ等と一緒に盛ったら、タレをたっぷりとかけ、仕上げににんにくチップをのせれば完成です。
ガツンとうまい!
ガツンとにんにくが効いた甘めのタレがたまらなく、ご飯がとまりません!千切りキャベツもこのタレでいくらでも食べられそうです。豚肉もとってもやわらかくジューシーに仕上がっています。
更にパンチが欲しい方はお好みでブラックペッパーをガリガリとひいて食べるのもオススメです。ぜひお試しくださいね!
フードコーディネーター/料理家 元広告営業、飲食店立ち上げ〜運営歴10年。現在は2児の子育てをしながらレシピ開発やレシピコラム執筆等で活動中。安い、簡単、どこにでもある食材をキーワードに旬の食材を取り入れた簡単節約レシピを中心に紹介している。