こんにちは、料理研究家の原田佐知子です。イタリアンで定番の前菜「カプレーゼ」は、通常はトマトやモッツァレラチーズが主役です。今回は定番レシピをちょっとアレンジして、フルーツや生ハムを使ったおしゃれで美味しいカプレーゼレシピをご紹介したいと思います。それでは早速作っていきましょう!
フルーツと生ハムのカプレーゼの材料(2人分)
材料一覧
冷凍マンゴー | 40g | |
オレンジ | 1/2個 | |
生ハム | 20g | |
バジルの葉 | 4~5枚 | |
オリーブオイル | 大さじ1 | |
塩 | 小さじ1/4 | |
粗挽きこしょう | 少々 |
フルーツと生ハムのカプレーゼの作り方
チェリータイプのモッツァレラチーズがおすすめ
通常サイズのモッツァレラチーズより、チェリータイプのモッツァレラチーズがおすすめです。その名の通りさくらんぼサイズなので、カットする必要がありません。形もコロンの丸くて、今回の盛り付けにむいています。もし通常サイズのモッツァレラチーズしか手に入らない場合は、包丁でカットするのではなく、手でちぎって盛り付けるとおしゃれな仕上がりになりますよ。
6生ハムを盛り付ける
カットした生ハムを盛り付けます。写真のようにくるくるっとお花のように整えてから盛り付けると、きれいな仕上がりになります。盛り付けられた食材の隙間に埋め込むように盛り付けて下さいね。
ちょっと美味しい塩を使うと美味しさアップ
カプレーゼの味付けは基本「塩」だけ。それだけに美味しい塩を使った方が美味しさがワンランクアップします。おすすめはちょっと粒子が大きめの塩。焼き塩のようなサラサラの塩だと、全体的に塩がかかってのっぺりとした味になりがち。粒子が大きめの塩の方が、塩がかかっている部分とかかっていない部分があって、味にコントラストやリズムが生まれます。
フルーツの甘みと生ハムの塩分のコントラストを楽しんで
カットして盛り付けるだけでおしゃれな前菜の完成です。ホームパーティーにもぴったりの華やかさ。フルーツの甘みに生ハムの塩分が相性抜群です。モッツァレラチーズの淡泊な味と、独特の食感もバランスが良いですね。オリーブオイルの独特の香りやトロリとしたコクが全体を上手にまとめてくれます。意外かもしれませんが、フルーツの甘みにスパイシーなこしょうがよく合うので、粗挽きこしょうを少し多めにプラスするのもおすすめです。
2010年より横浜にて料理教室「スタジオルーチェ」主宰。企業や地方自治体向けのレシピ開発、企業の食材とのタイアップレッスンを多数開催中。Webメディアに毎月レシピ掲載中。レシピのコンセプトは「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」