揚げ焼きで手軽に！名古屋風手羽先の唐揚げのレシピ

1手羽先の下処理をする

手羽先の皮目にフォークなどでいくつか穴を開けましょう。
手羽先は加熱すると水分や骨髄液が皮の内側に溜まってしまいます。そのため、油で揚げたときに水分が蒸発して爆発することがあります。これを防ぐために穴を開けて水分の逃げ道を作ってあげましょう。

次に、手羽先の内側の骨に沿って切り込みを入れます。包丁でも可能ですがキッチンバサミを使用すると比較的に楽に切ることができます。これは手羽先の火の通りをよくするとともに、食べやすくもなる工程です。

８本全ての手羽先を切り終えたら両面に軽く塩を振りましょう。目安としては1本あたり少々（親指と人差し指でつまんだ量）かけると良いでしょう。これは下味をつけるとともに余分な水分を出すための工程です。

そのまま手羽先を5分ほど置いてから、キッチンペーパーで水分をしっかり拭き取ります。水分を取るのは、油はね防止、片栗粉の付け過ぎ防止の他に鶏の余分な臭みも取ることができます。

2タレを作る

手羽先に塩を振って5分置いている間にタレを作りましょう。耐熱容器に調味料Aを全て入れます。よく混ぜたら、ラップをせずに電子レンジ600wで2分半加熱して下さい。

3手羽先に粉をふる

片栗粉を手羽先にまぶしましょう。茶こしでふると簡単です。なるべく薄く均一にふると仕上がりが綺麗なので、茶こしでざっと両面にふった後、手羽先同士でポンポンと叩いて余分な粉を落としましょう。

4手羽先を揚げ焼きする

フライパンの底が埋まる程度の油を引き、手羽先の皮目を上にして並べ入れ火をつけます。油が冷たい状態からじっくり揚げることで油はねを防止するとともに中までしっかり火を通します。

160度の低温で裏表3分づつ揚げます。揚げている最中はなるべく触らないようにしましょう。油が冷たい状態からスタートしているので、途中で触ると衣が剥がれてしまいます。

揚げたら一度バットなどに上げて休ませます。

5高温で再度手羽先を揚げる

全て揚げ終えたら、再びフライパンを加熱し190度の高温にします。手羽先を表裏1分づつ程度二度揚げし、表面をカリッとさせます。加熱後、しっかり油を切りバットにあげましょう。

6タレを絡める

手羽先が温かいうちに、先ほどレンジ加熱したタレにドボンと入れて絡めます。全体にくまなくタレが付いたらすぐに取り出しましょう。
濃度のあるタレをハケで塗るのが一般的ですが、時間がかかる上ハケを洗うのも少し面倒ですよね。この方法は短時間にムラなくタレを絡めることができるのでおすすめです。

7胡椒と白ごまをかけて出来上がり

全てタレを絡めたら、胡椒と白ごまをかけて出来上がりです。胡椒をたっぷりとかけるとスパイシーなお店の味になりますよ。お子様や香辛料が苦手な方は胡椒無しでも十分美味しいのでお好みでかけてくださいね。