洋食歴20年の料理人hiroです。春から夏に出回る三度豆(インゲン)。今回はこれをメインに和え衣で和えた簡単レシピを紹介します。とても彩りよく仕上がり、ごはんがススムこと間違いないヘルシー副菜です。冷蔵庫で3日は日持ちし、おつまみ、お弁当のおかずにも良しです!それでは早速作っていきましょう
三度豆の胡麻ダレ和えの材料(4人前)
具材
三度豆(インゲン) | 正味200g |
調味料
塩 | 適量 | |
白ごま | 大さじ4 | |
上白糖 | 小さじ1.5 | |
薄口醤油 | 大さじ1.5 | |
みりん | 大さじ1.5 | |
和風顆粒出汁 | 小さじ1 |
三度豆の胡麻ダレ和えの作り方(1分動画で早回し解説)
三度豆の胡麻ダレ和えの作り方
全て掃除し終わりました。三度豆は別名インゲンで知られていますね。京都の南に萬福寺というお寺があり、その開祖である「隠元(明の僧)」さんが中国から持ってきて広めタコとから、「インゲン」という名前がつきました。
たっぷりのお湯に0.5%の塩を加えよう
三度豆をボイルします。沸騰したお湯に0.5%の塩を加えます。2ℓですと、10gの塩です。塩でボイルすることで、下味をつけるだけでなく、発色の良い三度豆に仕上がります。
時折、箸で混ぜながら2分ほどボイルしましょう。
必ず固さをチェックしよう
三度豆は食感が面白い食材です。固すぎては美味しくないですし、柔らかすぎても微妙なところ。その中間を取るべく、一本を箸で取って、手で触って確かめてみましょう。好みの固さにボイルします。
好みの固さになったら、氷水にとろう
あらかじめ用意しておいた、氷水にボイルした三度豆をとります。氷水につけることで、火入れを食い止め食感をキープできます。さらに発色が良くなり、彩り良い食材に生まれ変わります。
ある程度白ごまがすれたら、上白糖と和風顆粒出汁を加え、さらにすります。
薄口醤油とみりんを加えます。薄口醤油は程よい塩味がつき、食材の色を活かすことができます。少量でも常備しておきたい調味料です。この時点ですりこぎは必要ありません。すりこぎはあまり汚したくない木製のもの。極力色がついてしまう液体には触れさせないようにしましょう。
あとは、菜箸で軽く混ぜておけば「和え衣」の完成です。
冷ました三度豆をペーパーにとろう
氷水につけておいた三度豆を一度ザルにあけ、さらにバットにキッチンペーパーを敷き、水気を丁寧に拭き取ります。水っぽさをなくすのと、保存性をアップさせます。
極力大きさを揃えてカットしよう
三度豆の大きさはそれぞれです。1本を1/3カットにして極力大きさを揃えるようにしましょう。
三度豆は食感と色が楽しめます
噛んだ時に軽くキュキュッとして、食感が面白い三度豆。塩でボイルして氷水に取ることで発色を促し、保存性もアップしま、冷蔵庫保存で3日は楽しめます。今回の極めてシンプルな副菜は、お弁当のおかずに最適です。是非とも、食のレパートリーに加えてみて下さいね。とってもヘルシーな一品ですよ。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。