
こんにちは!フードコーディネーターのtamaです。今回は基本のきんぴらごぼうのレシピをご紹介します。調味料を入れる順番や少しのコツで噛むほどに美味しい深い味わいきんぴらになりますよ。それでは早速つくっていきましょう!
基本のきんぴらごぼうの材料(3~4人分)

具材
ごぼう | 160g | |
にんじん | 50g |
調味料
ごま油 | 大さじ1 | |
砂糖 | 大さじ1 | |
酒 | 大さじ1 | |
みりん | 大さじ1 | |
しょうゆ | 大さじ1.5 |
その他
輪切り唐辛子 | 1本分 | |
白ごま | 適量 |
基本のきんぴらごぼうの作り方
今回のレシピのポイント
野菜を切って調味料で煮るだけと思われがちなきんぴらですが、硬い根菜は調味料が染み込みにくく間の抜けた味になってしまうことも。しっかり芯まで味を行き渡らせるためには、調味料を入れる順番がカギになります。

全体の汚れをこすり落としたら、最後にさっと洗いましょう。

薄切りにしたごぼうを少しづつ重ねながら横一列に並べ、端から千切りにしていきます。ここが一番骨の折れる作業ですが、丁寧に行いましょう。

全て千切りにしたら、水にさらしておきます。長時間置くとごぼうの風味が飛んでしまうので、さらす時間は炒めるまでの間3〜5分程度でOKです。

短冊形にしたにんじんを少しづつ重ねて横一列に並べ、端から千切りにします。 今回の具材はごぼうとにんじんのみとシンプルですが、お好みでこんにゃくを加えても美味しくヘルシーにカサ増しができるのでおすすめです。その際も他の具材とサイズ感をなるべく揃えることが大切です。

しばらく炒めて油がごぼう全体に行き渡ったら、にんじんも加えて2分ほど炒め合わせます。

砂糖を先に加えて味しみよく!
分子の大きい砂糖を先に入れて長時間炒めることによりしっかりと食材の深部まで甘みを行き渡らせることができます。
全部一緒に入れて煮詰めると塩味が立ちすぎてしまったり、ぼやけた味になってしまうことがあるため、このポイントを押さえるだけで間違いなく美味しいきんぴらを作ることができますよ。

砂糖が完全に溶け切るまでしっかりと炒めたらみりんとしょうゆも加えて炒めましょう。

途中で輪切り唐辛子を加えましょう。唐辛子はお子様が召し上がる際などは無くしても構いませんが、辛味を付けるというより風味付けの役割として加えています。 長時間炒めると辛味が増すので、終盤に入れると良いでしょう。

フライパンを傾け、残りの水分が大さじ1程度になっていたら火を止めます。水分を飛ばしすぎるとツヤが無くなってしまうので注意です。

器に盛り白ごまを適量ふれば完成です。白ごまをふる際は指でごまをこすると香りが立ちます。すぐに食べても良いですが、しっかりと粗熱を取ることでより一層味が馴染みますよ。
やさしく奥深い甘みで箸が進む!

噛むほどに優しい甘みが広がり、期待通りの奥深い味に仕上がりました。千切り作業は少々時間がかかりますが、口当たりが良く見栄えも良いためおもてなしの際の副菜や、お弁当にもぴったりです。ぜひお試しくださいね!
フードコーディネーター/料理家 元広告営業、飲食店立ち上げ〜運営歴10年。現在は2児の子育てをしながらレシピ開発やレシピコラム執筆等で活動中。安い、簡単、どこにでもある食材をキーワードに旬の食材を取り入れた簡単節約レシピを中心に紹介している。