こんにちは、料理研究家の原田佐知子です。皆さん「レンズ豆」をご存じですか?イタリアなど海外ではポピュラーな豆で、高タンパク低カロリーの嬉しい食材。水戻し不要でサッと簡単に調理出来るのが魅力です。今回はそんなレンズ豆を使ったサッと作れるおつまみをご紹介します。それでは早速作っていきましょう!
ソーセージとレンズ豆の煮込みの材料(3~4人分)
具材
レンズ豆乾燥のもの | 50g | |
玉ねぎ | 150g | |
ベーコン | 30g | |
ソーセージ | 5~6本 |
調味料
オリーブオイル | 大さじ1 | |
にんにくすりおろし | 小さじ1 | |
カレー粉 | 小さじ1/4 | |
固形ブイヨン | 1キューブ(4g) | |
水 | 200ml | |
ローリエ | 2枚 |
付けあわせ
パセリ |
ソーセージとレンズ豆の煮込みの作り方
レンズ豆は魅力がいっぱい
調理方法が簡単なのも魅力のひとつですが、なんと言ってもその栄養価の高さがおすすめポイント。高タンパク低カロリーで食物繊維も豊富。鉄分やミネラルも多く含まれていて、美容と健康に欠かせない食材です。その栄養価の高さから、ビーガンやベジタリアンの方にも人気の食材なんです。
今回のような煮込み料理はもちろん、そのままスープに入れて具材にしたり、すり潰してポタージュにしたり、色々な楽しみ方があるのも魅力の食材です。
カレー粉でうま味と香りをプラス
今回カレー粉は「隠し味」として使っています。カレーの味を全面に出すと言うより、うま味と香りをプラスするイメージ。また、食べた後にほんの少しだけピリッとした辛みが感じられて、全体の味を引き締めてくれます。
カレーの風味がもっと効いてる方がお好きな方は、お好みで量を増やして下さいね。
ある程度水分を蒸発させたいので、ぴったりとした蓋ではなく落し蓋がベストです。アルミホイルなどに数カ所穴を開けて、ふわっと乗せると良いですね。
ホクホクしたレンズ豆とお肉のうま味が効いて、止らない美味しさです
レンズ豆のプチプチ、ホクホクっとした食感が堪らない美味しさです。玉ねぎがベーコンのうま味を吸って、ジュワッとジューシー。ほんのり香るカレー粉の香りやピリッとした辛みが食欲をそそります。しっかりした味なので、ビールやワインのお供にぴったり。バケットに乗せてオープンサンドの具材としても楽しめますよ。冷蔵庫で2~3日保存可能なので、ちょっとした常備際としてもおすすめです。
レンズ豆は輸入食材を取り扱うお店で購入出来ます。乾燥の状態なので賞味期限が長く、一度購入すれば長くゆっくり楽しめます。手軽に使えて栄養豊富なレンズ豆、是非お試し下さいね。
2010年より横浜にて料理教室「スタジオルーチェ」主宰。企業や地方自治体向けのレシピ開発、企業の食材とのタイアップレッスンを多数開催中。Webメディアに毎月レシピ掲載中。レシピのコンセプトは「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」