料理家・栄養士のななです。今回はおやつやおもてなしにもぴったりな、定番の材料で作る基本キッシュのレシピを紹介します。見た目からおしゃれで、少しハードル高そうに見えますが、冷凍のパイシートで生地を作成するので、簡単に作ることができ、急な来客時やおやつにもおすすめです。では、早速作ってみましょう。
基本のキッシュの材料(18㎝ホール1台分)
具材
冷凍パイシート大きいものの場合は1枚 | 2枚 | |
たまねぎ | 1/4玉 | |
ほうれん草 | 100g | |
ベーコン | 50g |
具材A
卵 | 2個 |
具材
生クリーム | 100ml |
調味料
オリーブオイル | 小さじ2 | |
塩 | 少々 | |
こしょう |
基本のキッシュの作り方
今回のレシピのポイント
フィリングが決め手になってきます。ベーコンや野菜を炒める際に、水分が出ないように火力を意識しながら作っていきましょう。また粗熱をしっかり取るのも美味しさの秘訣です。オーブンの予熱も忘れずに!
茎から茹でよう
ほうれん草を茹でる際は、火が通りにくい茎から入れます。葉の部分は手で持ち、茎が倒れ始めたら葉の部分も鍋に入れて、そこからタイマーで1分半カウントしてください。
しっかり粗熱を取ろう
具材の粗熱をしっかり取らないと、後で合わせる卵液に火が入り、美味しいフィリングができなくなってしまいます。意外とすぐに火が入るので、ここではしっかり冷ましておくのが美味しさのコツです。
オーブンは予熱しておこう
生地を整えるのと同時にオーブンの予熱を開始します。200度にしましょう。
膨れ対策も忘れずに
パイ生地は焼いた際に、空気を含み、そのままボコボコとした状態になります。なので、膨れ防止として、フォークで適当に刺して、小さな穴を作っておきましょう。
出来たての熱いうちが最高の食べ頃タイム
具材を炒める際に、余計な水分を出さないようにするだけで、オーブンで加熱した際にも、食感を残したままで、美味しく仕上がります。ひとつずつの工程はそこまで難しくはありまませんが、丁寧に行うのキッシュを美味しく作るカギにもなってきますね。今回は定番のほうれん草とベーコンの組み合わせでしたが、具材はお好きなものを合わせてもかまいません。野菜を炒める際の火加減と、フィリングの扱いを意識して、ぜひお試しください。
料理研究家・栄養士・NadiaArtist。主宰してた料理教室が雑誌に多数掲載。企業さん向けのレシピ開発やコラム執筆などで活動中。自身も料理嫌いだったため、料理初心者さんからでも美味しく作れる簡単なレシピを目指してます。